モモちゃんへ
日々の出来事を亡きモモに教えます。
 



散歩道に咲いている露草です。 というか露草を探すための散歩です。 5分も歩かずにありました。

 

 

【螢草】葉室麟著 双葉文庫  は 前からあった本ですが、麟さんの中でも好きな本の一つです。

一言で説明したら 父親の仇討ちなんですが もう一言追加したら 若い娘が女中奉公する一家との縁

 

露草の事を 奉公先の奥方から 万葉集では月草と記してあり 俳諧では螢草という と娘は教わります。

 月草の仮なる命にある人を いかに知りてか後も逢はむと言ふ

知らなかったので万葉集を調べました。【仮なる】が【借れる】でしたが 意味は同じですね。

月草のように この世のはかない命の私たちなのに どうして後で逢いましょう なんていうのですか 

 

小説のあらすじは省きますが  切なくなるんですよね~ 何故か お話には 必ずもう一人 想われているんですね~

困ったことに私は いつも 身を引く方の陰で尽くす男子の方が好きなんですよね~ NHKの朝ドラも今まさに・・・

 

露草探しの散歩は白い松ぼっくりまで来ました 850歩です。 花を見つけたから帰ります。 ヒマラヤ杉です。

 

同じ道を反対側を通って戻ります。 すぐに月草はありました。

 

しかも ホラ 儚さから 蛍草というなら  まるでホタルの乱舞です。

小説 螢草をご紹介しました。

 

もう家まで300歩だから 手折って持って帰ったけど 茎はあっち向いたりこっち向いたり

やはり野に置け蓮華草 ですね。

 

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