申し訳ありませんが、①から読んでください。
楽天は、昨日の広島に続き、今日も阪神に負けてしまいました。ピッチャーの一場がピリッとしないことには、それでなくても層の薄い投手陣が長期戦を戦っていくことができません。
打線の方は二桁安打を記録しているので、なおのこと投手陣に頑張って(この言葉は好きではないのですが、プロだから)欲しいです。
「家族のたどる心理的ステップ」(その1)
きのうと同じ杉山先生の説明で、第4ステップまでありますが、今日は第2ステップまで。
【第1ステップ・・・戸惑い、否定】
痴呆症状に戸惑いながらも、「ぼけであるわけがない」と否定したくなる時期。お年寄りが断片的に見せる異常さに心がすくみ、痴呆か正常かの区別も定かではなく、人格の変化を決して認めたくない気持ちで一杯の段階。
「ぼけたお年寄り」本人の混乱を上回るほど、介護者も心理的な混乱に陥ります。しかし、身近な家族にさえその実態を分かってもらうことができず、一人で悶々としている介護者が少なくありません。
お年寄りに対する懸念や身内や親類などに対する遠慮も含めて、介護者の気持ちが内にこもってしまい、一人で悩んでしまう時期です。
【第2ステップ・・・混乱、怒り、拒絶】
介護をする人が、心理的にも肉体的にもくたくたになってしまい、介護することに疲れきってしまうのがこの段階。「注意をあたえ」られたり、「教え込もう」とされることでお年寄りにとって、能力的に無理なことを強いられる結果になっていることもしばしばです。
いくら繰り返しても効果は出ず、それどころか本人はガミガミ怒鳴られたり、注意されることで症状が悪化していく。そうしているうちに介護者の怒りの感情が沸き上って、こんな状態がいつまで続くのかと不安も募ってきます。
介護者や家族にとってこの時期がヤマで、どんな人でもお年寄りを拒絶する心理になり、極限まで追い詰められてしまいます。