久しぶりに川に入ってきました。 午後から鮎釣りをしてきたわけです。 もうウズウズしていて、我慢できなかったのです。 この頃竿を出している釣り人は少ないですが。
その前に報告を;
7月28日に二人で釣ったアユは放射能検査に回しました。 きょう養殖オトリを買いに行ったとき、釣具店の奥さんから鮎の検体のお礼を言われ、検査の結果は広瀬川は4点台(0ではなかったようです。)で、名取川では9点台という数値が出たそうです。 セシウムの検査でしょう。 「検出せず」とはいかなかったのは残念ですが、極めて低い数値ですから、まあ良しとしましょうか。 今後とも継続的な検査が必要でしょう。
ということで、きょうは養殖オトリを2匹購入してから川に入りました。 時間は午後2時30分から5時45分までの”3時間15分”の実釣でした。
きょうは29日に釣っていた人と同じ深いトロ場に入るために、このところ重宝している8メートルの竿(8.1メートルと言ってきましたが、正確には7.95メートルでした。)ではなく、9.5メートルの長竿にしました。 やはり違いますね。重いし!扱いにくい!風が少しあったので。 水中糸はフロロの0.3号です。ハリは7号~7.5号の3本イカリと4本イカリです。
28日と比べてもまた水量が減っています。水位が落ちています。下の2枚の写真のトロ瀬を泳がせたのですが、健気にもよく泳いでくれたのに掛かりません。前後10メートルの範囲を泳がせてみるのですが、時折鮎の跳ねが見られるのに、掛かりません。追ってくれません。
どうです、いい感じでしょう!!でも追う鮎はいなかった。
25分くらいでここを諦めて上流の瀬頭で竿を出してみることにしました。でもこの前はよく掛かった瀬頭でしたが、きょうは全く掛かりそうもありませんでした。 2か所で竿を出してみて掛からないのであればもうしょうがない、あきらめるより他はないと思いつつ、釣り下るため瀬に入れてみました。
そしたら、一気に竿が下流に持って行かれます。竿は伸されそうになります。下っていかないととても取り込めません。 下りつつ左岸の浅瀬に引き込み引き抜きます。21センチクラスのオトリ頃の鮎です。釣り開始から45分頃ですか、ようやく掛かりました。
それから少しづつ異なる瀬に鮎を入れていくと、入れる度に掛かるのです。これは嬉しかった。楽しかった。そうか、この頃は瀬の方が鮎が居つきやすいのかと思った次第です。 でも3匹で終わりました。
そのオトリをもって、再度最初のトロ瀬に向かいました。 よく泳いでくれるのですが、泳ぐのですが、追ってくる鮎はいないようです、残念ながら。
ここを諦め、ずーと下流に向かいました。 このところ追い初め、いい型の鮎が掛かり始めた中洲の本流側の上流域です。 そうなのです、きょうも早速掛かってくれたのです。 これで4匹目です。
しかし、そこから地獄が始まりました。一体どうしたというのでしょうか??掛かりはするのですが、十分に針掛かりはしないのです。 最初は引き抜こうとしたのですが、鮎が寄ってくるのです。あまり寄ってこられると引き抜けません。 なぜ寄ってくるのか? その答えは竿にあるようです。 鮎が掛かると大きく竿が曲がります。胴調子の竿です。
それで引き寄せようと竿を後方に倒します。浅瀬に寄ってきます。でもこれがよくなかった。浅すぎても掛かり鮎は暴れてバレてしまうのです。1.5メートルくらい寄ってきたところで反転され、逃げられてしまいました。
次は掛かると同時に力強く対岸へ逃げていきます。対岸へ逃げる鮎との駆け引きは久しぶりです。必死にこらえて、左岸側へ寄せようと竿を左に寄せて絞ります。 流芯を横切って左側へ寄ってきたのに、ハリが外れてしまいました。
その後も掛かってバラしが続き、ここでは3匹取り込んで4匹逃がしています。
さらに下って、岩盤の急瀬にオトリを入れます。 すぐにガガッと強い当たりがあり、竿をためて少し下りながら左岸に寄せようとしたところでこれまたバラシ。 本当にどうしたのでしょうか??その後大きい鮎を1匹取り込んで終了としました。
順調に取り込んでいれば、今夏初めてのツ抜けになったのですが、現実は厳しいです。 でもきょうは釣果0かとさえ思ったので、それからすれば万々歳!です。
雨が、まとまった雨が欲しいです。 夕方の分流の様子です。
上流側は完全に干上がっています。伏流水となっています。川が可哀そうです。