18日(土)の話しになりますが、釣友4人(私も含む)で小国川へ行ってきました。 個人的にはこれで5回目となります。 鮎釣り大会が3回、リサーチが1回、そして18日の釣行で5回目。 年券は9,000円です。日釣り券は1,800円ですので、5回行って元を取った形になります。
S名人宅で、オトリと日釣り券を購入し、小国川の情報を入手。 その結果、午前中は下流域、午後から型狙いで上流域に行くことにしました。
下流域は富永橋下流に入りました。 もう小国川には刺し網の用意がしてありました。現在は太い条鋼を打ち込み、そこに石と枝を設置して鮎が逃げないようにしています。
こういう感じです。 左岸土手には監視小屋も設置されています。
水深はとっても浅いです。 小国川も超渇水です。深くても30~40センチくらい。
我々が車を止めたあとに、山形ナンバーの車が止まったのですが、話しを聞いたところ、彼の仲間はもう小国川を完全に見限っているとのことです。 それだけ今年の小国川は釣りにならないということ。 何か寂しいですね、そこまで言われると。
それでもめげずに竿を出す我々4人組でした。
何とか粘って右岸へチ近くの瀬で2匹を掛けることができました。 でもその後全く掛からなくなったので、上流の瀬へ移動しました。
釣り友の一人が先行していたのですが、全く釣れないとのこと。 実際なかなか掛かりませんでした。
でもこの瀬の中央からやや右岸側の何ということのない瀬でようやく1匹掛かりました。 オッ居るじゃないか、居れば掛かるだろうと気持ちも明るく、前向きになって同じところにオトリを入れます。 そしたらまたしてもいい感じの当たりが手もとに伝わってきます。 鮎釣りってかなりメンタルな面がありますよね。 気持ちが上向くと、鮎もそれを察知してか、掛かってくれるようです。
ということでそこで何となんとナント4匹も掛かってしまいました。 正直有頂天でした。 その後この瀬の下流の右岸へチぎりぎりの、深さは10センチあるかないかというところで結構いい型の(オトリよりも大きいということ)アユが掛かったのです。 これが一番うれしかった!!ヤッタア~と心の中で叫びました。
9時から11時までの2時間で7匹の釣果でした。 でも他の釣り友がパッとしないので、2時間で切り上げ、上流へ向かいました。
上流は瀬見温泉の小国川に入りました。 減水のため、川幅はかなり狭くなっています。当然深さも浅くなっています。 (くどいようですが私にとっては減水はありがたい!)
流れは下の4枚の写真のように、トロから急瀬、荒瀬となり、平瀬からトロ瀬となります。
がまかつで身を固めた4人組です。 ずーとこの場所を離れなかった。 この下流すぐには深くて大きいトロがあり、その後また瀬が続きます。 そこから鮎が指してくるのでしょうか、ポツリポツリと掛かってはいるようでした。 私としてはとてもこのような釣りは無理です。 じっとしているなんて不可能です、我慢できません。
午後は12時50分から15時まで竿を出しました。上の4枚セットの写真の2枚目の瀬の上流の急瀬で5回掛かりました。 そうそう仕掛けは0.175号のフロロです。 竿は初めて使用する”ソリッド”です。 5回掛かったけど、3回目の掛かりの時です。 竿がギューンと下流に持って行かれます。よし来た!これで10匹、ツ抜け達成と喜んだのも束の間、親子丼ぶりとなってしまいました。
この急な瀬での0.175号は無理でした。 その後複合メタル(0.07号)に張り替えて、何とか2回掛け、念願のツ抜け達成と相成りました。
そうそう、水温ですが、下流域は26.5度、上流域は24度でした。
最後は河原の生き物です。
監視小屋のブルーシートにつかまっていたカエルとバッタです。逃げませんでした。
そして瀬見温泉の小国川ですが、水はとってもきれいです。川底がくっきり、はっきり見えます。 そしたら居たのです、カジカが。
3メートル防水のデジカメが、初めて水中のきれいな映像を撮ってくれました。
広瀬川にも数は少ないですが、カジカはいるはずです。 現実によく見るのはカジカではなくて、ヨシノボリですが。
何にしても、ツ抜けができて幸せです。