玄関わきに鉢植えの花があります。 何でも、テロジネとか言うそうです。
きのうの昼頃ですか、うちの奥さんがあるものを見つけました。 私もびっくりしました、まさかそのようなものがうちにいるなんて、と。
「こんにちわ」と言っているようではありませんか? 「こんにちわ、初めまして」という表情をしてるように感じるのですが。
ショウリョウバッタですよね。しかも縞模様の入った。 テロジネとショウリョウバッタとの組み合わせ、パッと見には分かりません。 うまいところに隠れているというか、棲んでいるというか、本能といっても、バッタとして大したものです。
でも、今朝はいなくなっていました。家の周りには花や草や低い木が、申し訳ない程度にありますが、カマキリは昔からいたものの、こういうバッタが棲んでいたなんて、感動ものです。 蝉しぐれの中、健気にも静かに生きていたのですね。
感動といえば、ベートーベン 交響曲第9番 第4楽章 合唱 です。 8月5日の結団式後、厳しい練習が続いています。
9月末の仙台クラシックフェスティバルと12月下旬の特別コンサートと2回の公演がありますが、それぞれの演奏での指揮者は異なります。 9月の場合は若い指揮者ですが、使用する楽譜が今までとは異なります。
ドイツのBärenreiter 社のものです。 全72ページです。 先生の話しではアルトの部分に一部違いがあるということでしたが、それだけではないようです。
今まで使ってきた河合楽器の楽譜と比べると、テノールでは、425小節と724小節に違いが見つかりました。
425小節は男性3部合唱の部分で、(425) freudig (426)freudig (427)wie ein (428)Held (429)zum (430/431)Siegenの部分です。 河合版では425小節は付点4分音符が二つなのに、ドイツ版では付点4分音符と4分音符と8分休符となっています。 これは去年支給されたサントリー1万人の第九の楽譜もドイツ版と同じでした。
724小節(MillionenのMilliの部分)は、音符と歌詞の関係が違っています。 ここの音符は、河合版では、付点2分音符と2分音符と4分音符からなり、2分音符と4分音符はスラーとなっています。 Milli を分解すると、「Mil + li + -」 が河合版、ドイツ版はスラーがなく、「Mil + - + li」となっています。 つまり、”Mil をのばす長さの違い”ということです。 付点2分音符だけの長さが河合版で、付点2分音符+2分音符の長さがドイツ版ということになります。
これはどういうことなのでしょうか??ど素人の私には分かりませんが、現実にこういうことがあるということが分かった次第です。 ベートーベンの楽譜を清書した人(映画では女性だった)のせいでしょうか?
上は合唱が最初に出てくるところ。 下は最後の部分です。
Freude(歓喜) で始まり、Götterfunken(神々の輝き) で終わっています。
最後はおまけです。あるところで見つけました。 サザエさん一家の小さい人形です。 幸せ一杯という表情をしています。
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