鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

この二重の悲劇、

2016-10-20 15:49:01 | 思いつくまま

 きょうも朝から空には雲ひとつなく、といいたいところでしたが少しは雲がありました。でも陽射しがあり、暖かい天気でしたが、風ですね、強風が時折吹き抜けていきます。 ピューという音が聞こえます。

             (午前9時20分頃)

  

 

 (この堤防(写真左側)の上を歩いていると、目の前に飛び出してきたものがありました。何だろうとカメラを構えたら河原バッタでした。まだ生きていたのですね。嬉しかった。おもわず”オッ生きていたのか!”と話しかけてしまいました。でも身体障害バッタとなっていました。右足が無くなっていました。だから飛び方も不規則ですし、羽も十分に生え揃ってはいなかったようで飛ぶよりは跳ねるという動き方をしました。ちょっと見てやってください。

 

                   

    堤防の下へ逃がしました。)

 

 するとこの時期どうなるか、そうです、落ち葉です、風が吹き抜けるとともに落葉樹の木の葉が吹き飛ぶように、ときに舞い降りるようになってきました。 そうなんです、落ち葉の季節となりつつあります。

 

 (ポツポツと白っぽく見えるのが落ち葉です。)

 むかし「枯葉の舞い散る停車場に~」なんていう歌がありましたが、枯葉の舞い散る河原となってきました。 その写真を何とかして撮ろうと努力したのですが無理でした。分流から見えた中洲の大木の枯葉が強風で吹き飛ばされていく風景は壮観なものです。

              

      

 

 うちの柿やいちじくの葉も落ちつつあります。これからは枯葉の掃除が大変となります。落葉樹を持っている(なんていうと大げさですが)家庭の宿命ですね。 でも春から夏にかけて潤いを与えてくれたのですから、できれば感謝しつつ掃除したいものですがそういう心境になれるのはいつのことやら・・・・。

 

                   

 

     (何想う。じっとしていました。)

 

 一体どんないじめがあったのでしょう。なにが彼女をそこまで追い詰めていったのでしょうか。 学校なり教育委員会、黒石市はいじめの原因を究明しようとしているのでしょうか。その前にいじめを認識していたのかどうか。

 「黒石よされ」「津軽手踊り」

 黒石市の葛西りまさん、13歳。 まだたったの13歳です、中学生です。なんで列車に飛び込まなければならなかったのか。 ポスターの彼女の笑顔を見る度に余りの痛ましさに言葉を失います。 いじめで殺され、ポスターの市長賞のやりとりで傷つけられ、二度殺されたかのようで、家族の心境を思うとやりきれません。

 なぜ内定した段階からこの写真を、命を大切にすることとして、また彼女の生きた証しとして学校等での生きた教材として使って行こうと思わなかったのか。 市長が謝罪会見したようですが、家族に言ったこととは違うことを言っていたとか・・・・。

 事なかれ主義としかいいようがありません。なんにしても全市を上げていじめの解明、防止に取り組んでいくしかありません。今後のマスコミの報道にも期待します、一体どんないじめが彼女を死に至らしめたのか、きちんと報道し続けていってほしいと思います。

 このおまつりの10日後に列車に飛び込んでいます。その間何を考えていたのか。 少なくともこの踊りのときだけは嫌なことから解放されていたと思いたいです。

 

 嫌なことと言えば政治の世界では嫌なこと、情けないこと、恥ずかしいことばかりですが、いたるところに巨大与党の奢れるところが呆れるほど目につきます。 日本の将来を大きく左右するTPPだってもう強行採決を目論んでいるのですから何をかいわんやです。

 一番滑稽なのは真っ先掛けてTPP不安ならぬ法案を議決しようと焦って、宗主国アメリカに忠誠を尽くそうなんて、いいところをみせようとしているのですから。肝心の本家本元がどちらが大統領になってもTPPを見直したりするといっているのに。

 とくに農業については、それでなくても肝心の食料自給率が悲惨なのに、極論すれば車のために農業を差し出している現状に危惧します。農業こそ国の基本です、国の自立の基本です。70余年前にあれほど飢えに苦しんだ国民というのに、食の大事さをすっかり忘れ去っているとはあまりに情けないではないですか。

 ということできのうの続きです。 きのうは山形県寒河江市道の駅チェリーランドに立っているかかしをを紹介しました。

              

 そのなかで生きているかのような案山子(一本足が案山子なら、案山子と言えるかどうかという素朴な問題もありますが)を紹介しました。 これは私がわざと後ろ向きにアップしたわけではございません。後姿で道路脇に立っている(実際は腰かけているのですが)ものです。

  この案山子を前から見たら?どうなのだろうと思いませんでしたか? 私はその意外性にびっくりしました。 そしていろいろ考えました。

 正面から見るとこうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

        

            

 これこそまさに今の日本の農業の危機感を、もっといって絶望感を表現している案山子ではないでしょうか。 もちろんTPPにも反対のはずです。

 きょうは明るい楽しい案山子をご紹介します。 (2回目です)

       

       

                  


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする