(午前8時50分頃)
きのうの日本シリーズ第2戦、広島カープのみの投打の良さが目立ちます。 5対1ですか、ほぼ完勝といっていい感じでした。 投打がうまくかみ合っている感じで、この分ならもしかしてもしかするかもなんて思ってしまいます。
地元広島球場で1勝1分けでしたが、あしたからの敵地での3連戦ですか、どうなることやら。初戦が肝心かな。初戦を手にしたら、2勝1分けとなって断然有利になること間違いなしです。
でもいつまでも眠っているソフトバンクでもないでしょう。そろそろお目覚めの頃かなと推察仕るところです。怖いですねえ~目覚めたら。 何としても3連戦の初戦を勝って、そのまま突っ走ってほしいですが、今度はピッチャーは打席に立たないから、これがどう影響するかしないか・・・・。何にしても楽しみです。
きょう打ち上げに成功した”いぶき2号”(H2Aロケット40号機)のように、このまま勝ち進め!!
日本のロケット この頃失敗しませんね。
海の向こうではトランプのせいで大変なことになりそうです。アメリカの分断はもう決定的でしょうね。共和党が、トランプが起こしてはならない裕福でない不満の溜っていた白人層を要らぬ方向に目覚めさせてしまいました。
物騒なものを反対勢力に大々的に送りつけたり、またしても差別主義に基づく銃の乱射殺人事件が起きましたし。 でも今のアメリカの状況はある意味もともと昔からあった国民感情なのかもしれません。
第2次世界大戦の初期まではアメリカはナチスドイツに極めて友好的であったとうことはまえから本を読んだりして知っていました。経済的なことからナチスドイツをを支援していたようです。金儲けのためには誰とでも手を組むということなのでしょう。ある意味正直でもあります。
20日になりますが、新聞の読書欄に面白い書評が載っていました。こういう本が書かれていたことは、このような書評で取り上げてくれないと、多分一生分からないままに終わってしまっていたことでしょう。
『ヒットラーのモデルはアメリカだった 法システムによる「純血の追及」』 という高価な本です。みすず書房 4104円 ジェイムズ・Q・ウイットマン著 書評はなかなかに衝撃的です。
ナチスドイツが1835年に制定した悪名高いニュルンベルク法は、アメリカをモデルにしたといいます。ナチスに詳しい?親近感親和感を抱いている?のかと思わせる麻生財務大臣もここまではご存知なかったかな。
『1790年の米国初の帰化法は、対象を「自由な白人」に限定した。その後、非白人も市民と認められるようになるが、19世紀後半にはアジア系移民の排斥法が制定され黒人、先住民、フィリピン人やプエルトリコ人も二級市民に貶められていく。』
『人種間混交の排除でも米国は際立った。優生学が流行した20世紀初頭には各州で異人種混交禁止法が導入される。人種主義的社会秩序の構築も進み「血の一滴の掟」により黒人を分類する慣行が広まった。』
『このような人種法の数々を、ドイツ法曹は意欲的に吸収した。・・・。急進派は、米国では法律が「人種の政治的構築」を達成したとして、社会の変化に柔軟に対応する法文化を称賛したのである。』
でも、『救いは人種主義を国家事業としたナチスとは異なり、米国ではこれ以後、公民権が拡大したことであろう。その理由は、米国に人種法と対立する立憲主義や平等主義の伝統が併存したからだと著者は言う。』
この指摘はとっても大きいのではないでしょうか。『多くの米国人は、自国が自由や民主主義のモデルだと信じるあまり、同時に人種主義政策のモデルだった可能性に気づかない。』
トンボはいつまで、
姿を見せてくれるか?
以下の3枚の写真はきのう撮影した本流の右岸にいたカモたちです。
主役の交代を今か今かと待っている?