きょうは立春、あしたは春節で、中国では人間の大移動の日ですね。
いやあ、まったくもってきょうは変な天気の一日でした。 何といっても強風が吹き荒れました、朝から。 午前9時前から河原へ行きましたが、川幅というか河原の幅を一杯使って、風がほしいままに吹き抜けていきます。”風の幅”というものを感じてしまいます。
風の幅なんていうと変に感じますか。大分前から風の幅というのはどうやって計測できるのか?悩んでいました。今ふと思ったのですが、風の幅もそうですが、”風の厚さ”というものも気になりますね。風の厚さはどうやって計測するのでしょうか?
日中はビル風にもなって確かにかなりの強風なのですが、河原で聴く風の叫び、唸り声は重低音で迫力がありますね。河原の大木が折れるのではないかと心配するくらいでした。強風については、お昼前に27.1m/sを記録しています。
これだけ風が強いと、風と戯れるのが好きなトンビでも閉口するでしょうね。きのうの写真です。
見た目はとっても強そうなのですが、カラスに襲われたりして逃げています。
そうそう昨夜は割と真面目に雨が降ってくれましたが、今朝方は道路が濡れているだけで、9時前の川はいつものように渇水そのものの川でした。焼け石に水の降雨だったのかと思ったのですが、午後からの用事の帰り道、広瀬川を見たら何となんとナント 増水している? 濁っている? ようではありませんか。
(澱橋の上流左岸に)
いやあ、参りました、広瀬川はその後増水していました。濁りも入っていました。堤防から見た広瀬川の分流も何か生き返ったかのように水が流れていました。増水濁りの分流はあしたにさせていただきます。
(オトリ入れ)
(これくらい大きければオトリ鮎も長生きするのかも・・・。)
風が強いこと、広瀬川が久し振りに増水している(平水よりも少しだけ多いかな)ことを書きましたが、気温も全く変でした。 午前5時で7.8度、6時では11.7度もありました。何ですか、この変な気温は。お昼過ぎには逆に7度から8度台となっている始末です。でも最高気温は12.3度のようです。
きのうの朝日新聞の県内版で「仙台浅草」を写真入りで大々的に取り上げていました。1年半以上も前にちょっとこのブログでも取り上げたと思うのですが、私もここの風景というか風情はなかなか捨てがたいものがあると思いました。
2年前の2017年7月29日だったかな、暑い日です、夏です。それなのにここで冬の撮影をするというのです。『祈りの幕が下りる時』という感動的な映画でしたが、いくら夏の夕暮れとはいえ暑かった。
冬のシーンですから一杯着込みました。暑いような態度は撮れません。涼しい顔をしての演技となりましたが、私ともう一人は自営業者風の格好だったためか、酔っ払い役で我ながらいい演技をしたなあと今でも思っています。酔っ払いの二人連れが千鳥足で、スナックが並んでいる細い道を歩くという設定でした。
ただ道を歩くというのではなく、それぞれの店のママたちにも入り口に立ってもらって、ママやチーママたちと抱きついたりしながらの千鳥足でした。 ここには細い路地も一杯ありまして、撮影の見物人たちはその路地で見ているわけです。
何度もテストや本番を繰り返しましたが、そのときに路地で見ている人に嬉しいことに”プロの役者”かと思ったと言われたのですね。いやあ、この言葉は嬉しかったです。でも実際の映画では編集の段階でカットCUTという憂き目を見ることになりました。これもよくあることです。