鮎と戯れて・・・魚族に感謝

東北地方を中心とした短い夏のあまり多くない鮎釣りの記録。家族に感謝して。近くの広瀬川の環境等にも拘るも、オフは時事問題も

蒸し暑い!

2020-08-01 13:59:37 | 思いつくまま

 

今日はなんか朝から蒸し暑いですね。ちょっと動くとむしむしします。まあこれが夏、これで夏でしょう。何と言ってもきょうから8月なのです。葉月です。今月こそ、一か月遅れで広瀬川の鮎釣りの”解禁”を迎えられるのではないかと思っています。願っています。

 

ここ1か月と10日が山場ですね。コロナの第2波や第3波の波はごめん被りたいですが、鮎釣りに関してはぜひともいい意味での山場を迎えることができますように祈りたい気持ちです。何と言っても自分自身の体を考えると、来年も鮎釣りができるとは限りませんから。

 

笑顔で今年がだめなら来年があるさということができるようであればいいのですが、とてもとてもそんなゆとりはございません。一日一日が精いっぱいですから。もうすぐと言ってもあと約4か月後か、73歳を迎えます。

 

なんでも2019年の平均寿命は男が81.41歳で、女が87.45歳で、ともに過去最高となっています。もっとも男女とも日本が世界一ということではなく、男は、香港、スイスに次いで第3位、女は香港に次いで第2位ということです。

 

単純計算ではあと8年くらい生きられることになりますが、これは健康寿命ではなく、あくまでも平均寿命ですので、寝たきりの期間も含まれるのですよね。個人的に言わせてもらえば、あと8年も生きるのか!と正直気が重くなります。とてもそんな気力体力は残っていません。

 

女の方が男よりも寿命は長いですが、寝たきりの期間も長いのですよね。やっぱり健康寿命が長くなることが望ましい!!となると、ピンピンコロリが望ましいということになりますが、ピンピンコロリも”ちょっとなあ”なんて贅沢?なことをほざいたりもするのです(お許しあれ)。

 

望みは、数か月は生きられる癌による死がいいですが、これも痛みは嫌ですので、痛みを少なくしてくれるような体制のもとでという条件をつけたりして、勝手なものです。これからはペインクリニックが重要となりますよね。

 

広島の黒い雨訴訟、広島県や市は控訴しない、したくない?ようで、原告の意を汲んで国に対して共同で控訴しないように訴えているようです。これを受けて国も高齢者となっている原告救済という観点からも控訴をしないでくれたらいいのですが、果たしてどう出るのか・・・・。

 

きのうは青木文庫の「詩集 原子雲の下より」を紹介しました。きょうは新潮文庫の紹介です。「ヒロシマは昔話かー原水爆の写真と記録ー」・省の直美編著・初版が、昭和59年7月15日印刷の7月25日発行となっています。私が持っている文庫も初版本です。定価は520円ですが、写真がいっぱいですから高くはなりますね。

 

目次を開いてみたら、「黒い雨」という項目がありました。説明文では、「広島の場合は、爆心地から西部方面にかけて広範囲に降り、一時間あるいはそれ以上大雨だった地域もあります。・・・。これらの雨は、すさまじい火の海で発生した大量の黒いチリ含んでいたために、油っぽい粘り気のある『黒い雨』でした。」

以下は、体験した人の手記からです。

 

『しばらくすると両岸の家が燃え出した。向こう岸の砂浜まで泳ぎ渡ると、張りつめていた心がゆるんで、その場にばったりと倒れてしまった。その時である。「ビュービュー」と吹きまくる、ものすごい風とともに、「ザーザー」と墨のような雨が降り出した。・・・・その間も頭の上には、どんどん火の粉が飛んで来る。水際に行こうとして起き上がったと思った瞬間、私の体は強風に吹き倒されてしまった。』…広島・桑原洋子さん 中学一年

                                               

『そのうちにポツリポツリと大粒の雨が落ち始めて、次第に激しくなり、ついに土砂降りになった。一同われがちに雨宿りの場所を求めてそれぞれに身を隠した。しかしほとんどみながズブ濡れになってしまった。雨が止んだ頃には、寒さのために震えだして歯の根も合わない。』…広島・野村英三さん 47歳

『のどが渇いてたまりませんでしたので、水を汲みに行ったら、油のようなものが一面に浮いていました。それは空から降ったものだそうです。初めは気味が悪くて、飲まずに帰りましたが、どうしても水が欲しくてたまらず、とうとうそれを油の浮いたまま飲みました。』…長崎・山口幸子さん 9歳

 

  どうぞ国は控訴しませんように・・・・・。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする