久しぶりの本紹介。
日本が誇る冒険家、植村直己の「極北に駆ける」。
グリーンランドを犬そりで3000キロ走った時の話で現地のエスキモーと一緒に暮らし、犬そりの扱いや極地での生活のノウハウを学び単独で十数頭の犬と共に凍てつく大地を走る。
移動中は釣った魚などを食料にするのだが底をつくといよいよそれまで一緒に頑張ってきた犬を食料にしなければ生き残れないという危機に直面する。犬を食うかどうかの葛藤の場面などは我々の普段の生活ではありえない状況だが読んでいるとあまり不自然ではなくなってくるからすごい。
植村直己の本を読んで山登りや冒険などをするようになった人が多いと聞いたことがあるが苦境の中でも必ず切り抜ける様子に共感するからなのだろうと思う。
その後マッキンリーで消息を絶ってしまっているがもしその時の状況を表現するとしたら、彼はどのように綴るのだろうか。
日本が誇る冒険家、植村直己の「極北に駆ける」。
グリーンランドを犬そりで3000キロ走った時の話で現地のエスキモーと一緒に暮らし、犬そりの扱いや極地での生活のノウハウを学び単独で十数頭の犬と共に凍てつく大地を走る。
移動中は釣った魚などを食料にするのだが底をつくといよいよそれまで一緒に頑張ってきた犬を食料にしなければ生き残れないという危機に直面する。犬を食うかどうかの葛藤の場面などは我々の普段の生活ではありえない状況だが読んでいるとあまり不自然ではなくなってくるからすごい。
植村直己の本を読んで山登りや冒険などをするようになった人が多いと聞いたことがあるが苦境の中でも必ず切り抜ける様子に共感するからなのだろうと思う。
その後マッキンリーで消息を絶ってしまっているがもしその時の状況を表現するとしたら、彼はどのように綴るのだろうか。