あんな話こんな話

会津生まれの会津育ち…三匹の猫と柴ワンコや家族に囲まれ、家庭菜園に勤しみ都会には住めそうにないローカルな私の日常。

インフルエンザ予防接種

2005-12-06 23:31:12 | 介護
空気が乾燥すると、インフルエンザにかかりやすくなり
インフルエンザが流行した年には、高齢者の冬季の死亡率が普段の年より高くなるという。

普通のかぜの症状は、のどの痛み、鼻汁、くしゃみや咳などが中心で
全身症状はあまり見られず重症化することはほとんどないと言っても過言ではないが
インフルエンザの場合は、38度以上の発熱・頭痛・関節痛・筋肉痛など全身の症状が強く
あわせて普通のかぜと同様の、のどの痛み、鼻汁などの症状も見られる。

予防接種法による定期接種では、重症化と死亡の報告が多い65歳以上の高齢者の方と
60~64歳の基礎疾患がある方に接種が勧奨されている。
気管支喘息等の呼吸器疾患、慢性心不全、先天性心疾患等の循環器疾患
糖尿病、腎不全、免疫不全症など
インフルエンザ予防接種ガイドライン等検討委員会 参照



雪を被った南天の赤い実が眩しい…。


今日は少しだけ暖かいような気がする日だった。

ようやく主治医が来て、ば~ちゃんもインフルエンザの予防接種が出来た。
この前の往診の時もその前も、何度か予防接種をする予定だったのだが
その都度 咳が出たり痰がからんだりで先延ばしになっていた…。

どうしても外出すると体調が悪くなりがちだ。

今年もカレンダーは残すところあと一枚になってしまった…。
毎日熱と血圧と計って書き込んだカレンダーが
何本も丸く縛られて部屋の隅に立てかけられてる。
もう来年は10年近くにもなってしまう…。
決して100%の力で介護していたわけじゃないけど
それでも 何時になったら終わるんだろうと考える時がある。

最初は木偶人形のようにおむつ交換をする時でさえ動かなかった。
それが最近は、ちゃんと腰を浮かしてくれる。
声をかけると振り向いてもくれるようになった…。
昔退院前に、病院の主治医は言った…現状維持が最高の状態で
後は下り坂で悪くなっていくだけですが頑張ってください!! 
そうして力強い握手をしてきた。

年月の成長だろうか…確実に意識レベルは上がって来ていた。

介護が良いおかげだと言うけどそれは違うと思う。
ば~ちゃんの生存能力が再生能力が…壊死した脳を刺激し続けているからだと思う。

叱れば眉の間に縦しわを寄せる、食べたくないものは口を閉じて開けない…など。
毎日見ていると興味深いものがある。
そういう事で、今日はどんな顔を見せてくれるか
楽しみの一つではあるのだが…やっぱり そうじゃない時もある。


まぁ とにかく無事インフルエンザの予防接種は終わったし
後は無事新しい年を迎える事が出来れば、それで良しとしよう…。

コメント (17)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする