一年のうちで一番昼間の短い日で、これからは少しずつ日が長くなっていくことだろう。
春に向かって一歩一歩、歩いてゆけば良いだけの事だ…。
誰もいない雪の公園は寂しい…。
今朝のテレビで見た『今日のワンコ』に思わずチョビの面影を見てしまった。
犬種も全然違うのだが、そこはかとなくチョビの顔だった。
あの夏の暑い日に、夫と娘に丸刈りにされた、在りし日のチョビの顔そのものだった。
いつもは、姫やコビスケに追われる様な生活に
チョビの存在は、私の脳裏の片隅に追いやられてしまっていた筈なのに
未だに何かのおりにつけ思い出してしまう。
悲しみの痛みはなくなってしまったというのに
どうしてだか、心の奥底に忘れ去られた棘として時折り痛み出す。
こんな雪の日は、小屋の中に居れば良いものを
外に出ていて、吹きすさぶ雪に目を細めていたチョビ。
いつも積もった雪に鼻を突っ込んでいたチョビ。
寒さにはどんな寒さでも強く暑いのが苦手だった。
チョビ また会いたいなぁ…。
きっと 虹の橋で同じような仲間達と遊んでいるには違いないと思うのだが
まだ3ヶ月ほどしか経ってないのが、遠い昔になってしまったような気がする。
もうすぐクリスマス 虹の橋のサイトで知った虹の橋のクリスマス。
チョビの大好きな雪の中で、仲間達とのクリスマスソングが聞こえるだろうか?
暖かい雪の舞う中を、時を知らせる鐘の音と天使の羽音と
そしてペット達が残してきた、大切な誰かを愛する限りない想い。
虹の橋のたもとで
愛する誰かを待ち続ける彼らの年に一度のクリスマスがもうすぐやってくる。