やはりこの時期、夜にはそれなりに寒い…。
しかも夜には雨になってしまった。
コタツにミカンは冬の定番だが、忘れてはならないのが“さわし柿”。
“さわし柿”というのは焼酎で柿の渋を抜いた柿の事を言うが
調べてみたらお湯やドライアイスでも渋抜きが出来るらしい。
カリウムが豊富に含まれていて、利尿作用が高く
血圧降下や殺菌効果などもある。
柿が赤くなれば医者が青くなると言われるくらい
柿は栄養満点で滋養強壮のある果物だ。
また柿の中では富有柿が有名だが
会津には会津身しらず柿があり献上柿としても名を知られて
テレビのニュースなどで我が地区の柿の名産地では
市の職員が一個一個丁寧に磨いて献上する様子が映し出される。
なんと会津身しらず柿と鶴ヶ城の切手も発売されているのだ(^_^)b
我が家も毎年“さわし柿”を作っていたのだが誰も食べないので
今年はさわさないぞ~~と、拗ねる我が夫。
私も元々そんなに食べて居なかったので賛成したが
柿の木を見るとこぼれそうなほど生っている。
その柿の実を無下に捨てるのも勿体無いような気がして
今年は私が食べるからと、少しだけさわしてもらう事にした。
数にして50個もあるかないか
柿のお尻に焼酎をチョイとつけて、新聞紙を敷いた段ボール箱に入れていく
そうして箱を密閉して約二週間…昨日の夜に開封して食べてみた。
この頃になるとコタツの中とか風呂上りなどに“さわし柿”が美味しい
まだ固くパリパリしているが上品な甘さの“さわし柿”。
しかも種は何処へ行ってしまったかと思われるくらい無くなっている。
今まで気嫌いして食べなくて損した気分!
じいちゃんが生きていた頃は柿が好きで
干し柿や“さわし柿”をたくさん作っていた。
じいちゃんが作っていた頃は“さわし柿”を作る時に
口に焼酎を含んで思いっきりプー!っと吹きかけて作って
残りはゴクリと飲み込んで…そんな昔ながらの作り方でも美味しかった。
そんなじいちゃんも、この12月には7回忌を迎える。。。
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献上柿には程遠いが美味しさはGoodでした(^_^)v