今年のアメリカGP決勝は、フォーメーションラップ後にミシュランタイヤを履く14台が1周もせずリタイアし、ブリヂストンタイヤの6台だけが決勝を走りきり、ジョーダンやミナルディという弱小チームも入賞することとなった。これで今シーズンポイントを得ていないのは「BARホンダ」チームのみとなってしまった。
タイヤの信頼性に不安を持ち「タイヤをもっと安全なものに交換したい」とのミシュランタイヤの申し出を、FIAが「タイヤ無交換ルール」を盾に却下したためこのような事態となったのだが、もっと両者とも歩み寄りというか、妥協点を見出せなかったのだろうか。アメリカGPを観にきてくれた大勢の観衆や、夜中2時50分に眠い目をこすりながら、スタートを楽しみに待っていたアジアの片隅の私に、申し訳ないと思わないのだろうか。もし鈴鹿でこんなことが起こったらどうなるんだろう。まったくファン無視もはなはだしい。初ポールを取りながら走れなかった、トヨタチームやトゥルーリ選手の心境はいかがなものだったろうか。いったいF1って誰のためにあるんだろう!
耐久性のない、グリップ寄り過ぎるタイヤを持ち込んだ、ミシュランも悪いとは思うが、やっぱ、問題の根底は「タイヤ無交換ルール」にある。やっぱりこいつは危険すぎる。もう一度このルールを見直すことを提言する。このていたらくでは、来年のアメリカGPはもとより、F1というスポーツ自体が終焉を迎える日も近いのではないだろうか。
タイヤの信頼性に不安を持ち「タイヤをもっと安全なものに交換したい」とのミシュランタイヤの申し出を、FIAが「タイヤ無交換ルール」を盾に却下したためこのような事態となったのだが、もっと両者とも歩み寄りというか、妥協点を見出せなかったのだろうか。アメリカGPを観にきてくれた大勢の観衆や、夜中2時50分に眠い目をこすりながら、スタートを楽しみに待っていたアジアの片隅の私に、申し訳ないと思わないのだろうか。もし鈴鹿でこんなことが起こったらどうなるんだろう。まったくファン無視もはなはだしい。初ポールを取りながら走れなかった、トヨタチームやトゥルーリ選手の心境はいかがなものだったろうか。いったいF1って誰のためにあるんだろう!
耐久性のない、グリップ寄り過ぎるタイヤを持ち込んだ、ミシュランも悪いとは思うが、やっぱ、問題の根底は「タイヤ無交換ルール」にある。やっぱりこいつは危険すぎる。もう一度このルールを見直すことを提言する。このていたらくでは、来年のアメリカGPはもとより、F1というスポーツ自体が終焉を迎える日も近いのではないだろうか。