私の友人に無類のクルマ好きがいて、彼はプジョー106とアルファ155という2台のラテン車を所有しているのだが、そのうちのプジョー106を借りてちょこっと運転してみた。 私は10年くらい前にも、彼が所有していたシトロエンBXに試乗させてもらったことがあった。だが、今の私にとって、この106を操ることは、非常にチャレンジングかつディフィカルトおよびデンジャラスなものであった。なんせ、左ハンドルかつ5MTである。シフトアップしようとすると、国産車オーナーの私は、無意識のうちに左手がシフトレバーを探し、宙を泳いでしまう。「おっとっと、コイツは左ハンドルだからシフトは右手だったよな」と思い、セカンドに入れようとすると、右手にシフトという意識が働きすぎているためか、クラッチを切るつもりが、左足ではなく右足が動いてしまい、アクセル全開状態になってしまう。
そんなこんなで、私はようやくこのクルマをサードギアまでシフトしたところで、「もうボクにはこの車を運転することは出来ましぇーん!」とNGを出したのだった。そんなワケで、この試運転では、このクルマのことを10分の1も分かることは出来なかったと思われる。
友人の運転する隣に座っていた限りで分かることは、このクルマのボディ剛性は「フランス車」からイメージされるモノとは違って、意外にしっかりとしている。それは、私の所有する初代エスクードとは雲泥の差がある。そして、小さく軽量なボディのおかげか、実にキビキビとよく走る。私も、何とかこのクルマを乗りこなせるようになってみたいと、このクルマのオーナー氏を尊敬し、また、この手の車を所有できる環境にある彼のことを羨ましく思ったりしたのだった。
そんなこんなで、私はようやくこのクルマをサードギアまでシフトしたところで、「もうボクにはこの車を運転することは出来ましぇーん!」とNGを出したのだった。そんなワケで、この試運転では、このクルマのことを10分の1も分かることは出来なかったと思われる。
友人の運転する隣に座っていた限りで分かることは、このクルマのボディ剛性は「フランス車」からイメージされるモノとは違って、意外にしっかりとしている。それは、私の所有する初代エスクードとは雲泥の差がある。そして、小さく軽量なボディのおかげか、実にキビキビとよく走る。私も、何とかこのクルマを乗りこなせるようになってみたいと、このクルマのオーナー氏を尊敬し、また、この手の車を所有できる環境にある彼のことを羨ましく思ったりしたのだった。