さて、レガシィ2.0iの本年初給油。2006年12月16日から2007年1月1日までの間、381.9kmを走破したマイレガシィが飲み込んだのは、41.04リットルのレギュラーガソリンであった。満タン法燃費は9.3km/Lとなる。
そして、車載の燃費計の数値は、9.9km/L。いつも満タン法よりややアマいとはいえ、けっこう参考にはなるものだ。これも、近年のクルマには、ほぼ当たり前のように装着されるようになってきましたネ。やはり、コイツがあると、心理として、ついついアイドリングを控えめにするとか、アクセルを深くまで踏み込まないようにしたりとかしてしまう。燃費計が装着されていることの、環境への効果は、案外大きいように思える。
で、上の表が購入以来の走行距離と給油量である。
昨年の1月7日にレガシィ2.0iが納車され、最初に満タンにして以来、13376.4kmを走破し、1263.09Lの給油を行った。この1年間の平均燃費は10.6kmとなる。5MTだけに、走り方次第では、もっと数字を出せるのかも知れない。とはいえ、このクルマがフルタイムAWDの2000cc車だということを思えば、実に優秀だと思う。
過去、NAロードスターや初代エスクード・ノマド(共に1600ccのMT)と乗り継いできたが、その2車よりも、このレガシィ2.0iの方が、確実に好燃費だ。とくに、ストップ&ゴーのない巡航では、ホントに素晴らしい数字が出る。現在の最高記録は、’06年10月4日~6日の間の15.2km/Lである。
その一方、渋滞等にハマった時の数値はそれなりだ。最悪だったのは、雪まつりの渋滞に巻き込まれた’06年1月28日~2月11日の間の7.2km/L。ま、路面状況も雪でガタガタでスリッピーだったので、これは致し方ないであろう。
ともあれ、このクルマの燃費の実力は高い。そして、重要なのは、このクルマが決して「我慢グルマ」ではないことだ。適切にギアを選んで、エンジンを回してあげれば、それなりに気持ちのいい「フラットフォーサウンド」と共に、侮れない加速をする(そうすると、燃費もそれなりだが、極悪ではない)。私のような素人ドライバーにとっては、必要十分以上に速い。そして、雪道におけるシンメトリカルAWDの安心感。このクルマ、ホント、おすすめの1台です。