私は、「おぞうに」が大好きだ。我が家において、「おせち」というものは絶滅して久しいが、雑煮だけは、私の強い要望により、正月の風物詩として生き残っている。
雑煮も、その土地柄だけでなく、その家庭によって入る具や味付けが異なっていて面白い。ウチの場合、鶏肉・油揚げ・ナルト・こんにゃく・シイタケ・ゴボウ・ニンジンが入っている。つゆはシイタケの戻し湯と鰹節のダシを利かせた正油味ベースで、油揚げの甘みが出ていて、美味いのだ。最後にミツバをトッピングし、薬味に七味唐辛子を少々ふりかける。お餅は、食べたい枚数を、各々がそれぞれ入れる。私は通常3個くらいかな。
雑煮好きなそんな私の心境を察してか、妻は今年、雑煮をホントに大量に作ってくださった。年明けから毎日、昼食は雑煮。1月5日にようやく完売となるに至った。しかも、餅も在庫がダブつき気味だったので、ごらんのとおりドッカリと・・・そんなワケでなかなか初ラーメンにありつけないでいるのである。