獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

レガシィ2.0iの不満と満足

2007年01月10日 | レガシィ2.0i(5MT)

   
 レガシィ2.0iが我が家にやってきてから、1年が経過した。私なりの、このクルマについてのインプレッションを、今回は、やや熱く語ろう。

   
 まず、満足いく点は、そのドライブフィールと燃費である。5MTを選択したのは、私としては正解だった。シフトフィールも上々。SOHCのフラットフォーエンジンは、結構軽く吹け上がり、その気になれば、十分にスポーティに走る。また、鼻先が軽い感じで、けっこうよく曲がるのだ。左折時のキャスターアクション(ハンドルの戻り)がやや弱いような気もするが、ま、それは慣れれば問題ない。
 ただし、クラッチのミートポイントは、やや把握しがたい面がある。油断すると、エンストして、ちょっと恥ずかしい。たとえば、フルロックまでハンドルを切ってバックする時は要注意だ。そんな時、下がアスファルト路面だと、ホンの一瞬「タイトコーナーブレーキング」っぽい挙動を示し、エンストすることがある。ただし、私のクラッチワークが下手だという可能性も否定しきれないが・・・
 それはさておき、悪路においてのしなやかな乗り味とスタビリティは実に素晴らしい。
 静粛性も十分満足できるが、相対的にロードノイズはやや耳につくかも。去年試乗したストリームやスカイラインは、もっと静かだった。

   
 BP/BLレガシィのアイポイントはかなり低めである。新型スカイラインに試乗した際、アイポイントが高いように思ったが、雑誌の試乗記等から判断すると、実際はこのクルマのアイポイントが低いために、相対的にそう感じたというのが真相であるようだ。だが、このクルマもボンネットの稜線がそこはかとなく確認できるので、取り回しは悪くない。

   
 後方視界も悪くないが、リヤエンドの後端の感覚は、意外にも摑みづらかったりする。私の車両感覚が鈍いだけなのかもしれないが・・・
   
   
   
 ダブルフォールディングを止めて、シングルフォールディングになったラゲッジルームは、容量の面からも、荷崩れ等の安全性の面からも、先代BH型よりも退歩した点といえるかも。ただし、私的には、実用上十分な荷室スペースではある。
 
   
 一番の不満は、ブラインド操作がやりずらいオートエアコンのパネルだ。オートエアコンについては、操作系は下方でもいいから、表示窓を一部のマツダ車のように上に持ってきてくれれば、動作状況の確認の際、視線を前方から大きくそらさなくてすむのだが。
 痒い所に手の届かない感じの「AUTO」ポジションが嫌いな私は、けっこうちょこちょこ空調をいじりたくなる。だが、走行しながらの動作は危険なので、いつも信号待ちまで我慢するか、助手席の人に操作してもらったりしているのだ。単に私が不器用なだけなのかもしれないが・・・

   
 意外にもチープな音質のオーディオも、ガッカリだった。最近は慣れてきて、「こんなもんかナ」と思ったりしているのだが。これも昨年マイチェンしたD型では、大きく改善されたようなのが、また、くやしかったりして・・・ねぇ。
 
   
 1年経つと、プラスティックの樹脂部品にも結構白いキズが目立つようになってしまった。この辺の品質も、もっと改善してほしい点ではある。
   

   
 あまり知られていないが、エレクトロルミネセントメーター仕様ではない2.0iの計器類も、イグニッションがONである限り、いつも光っている。なので、ヘッドライトの点灯の有無は、上の写真の真ん中の緑のランプで確認するのだ。だが、この緑のランプの光量がやや少なく、たとえば昼間の吹雪にヘッドライトを点灯した際など、この緑のランプがついているのかどうなのか分からないのだ。できれば、改善してほしいと、気弱に、思う。

   
 収納等のスペースは、必要十分だが、豊富とはいえない。私の場合、カー用品店で買ったフックを使い、ゴミは「缶・ペットボトル」と「その他のゴミ」に分別して、フロントシートバックに吊り下げている。

   
 上のようにゴミをぶら下げると、シートバックポケットに入れた地図が出しづらいので、最近は助手席とセンターコンソールの間に収納している。コレは使いやすく、結構いい考えであった。

   
 ティッシュボックスは、カー用品店で買ったグッズで、センターコンソールボックスのふたにくくりつけている。

 購入後1年が経ち、マイレガシィ2.0iも、生活感が溢れでてしまった。来年は、どのように変化しているだろう。期待と不安が入り混じる私のなのである。

コメント (8)
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