12月31日。実家で夕食を取った後、仔犬の世話をしなければならないこともあり、帰宅する途中の出来事であった。
私は当然のごとく酩酊していたので、レガシィ2.0iのステアリングを握っていたのは妻であった。タバコが切れていることに気が付いた私は、妻に「ちょっと、そこのコンビニに寄ってくれないか?」と要望した。
そのとたん、である。助手席の私は「ガツン!」と非常に大きなショックを感じた。左前輪が、縁石の角にガッツリと当たってしまったのだ。妻曰く、除雪された雪の影で、縁石が見えなかったというのだが・・・
さて、タバコを買った後、左前輪をチェックしてみると・・・おおっ、なんということだろう。昨年買ったばかりのブリザックREVO1は、もうぺしゃんこではないか。
暗くて寒いので、処置をJAFにお願いしようと電話したのだが、到着までは1時間以上掛かるとの返事。それならば、自分達でやったほうが早い。我々夫婦は、左後輪を左前に、テンパータイヤを左後に装着する作業に取り掛かった。
ああ、痛恨のタイムロス。おかげで、紅白で「おふくろさん」を久々に披露する森進一氏の雄姿を、見ることができなかった・・・・
明けて元旦の朝。クルマを詳細にチェックしてみたところ、バンパーやフェンダーにキズは無く、サスペンションにも大きな異常はなさそうではあった。
だが、昨日ぶつけたタイヤはサイドウォールがパックリと裂けている。これは、修復不可能だ。また、タイヤを買わなければならないなんて・・・(泣)。
で、元旦から営業しているカーショップに駆け込んだ。
同じタイヤが欲しかったのだが、ブリザックREVO1はもう生産を中止しており欠品とのこと。仕方なく、「REVO2」を購入。左後輪のみが性能の良いタイヤという、トリッキーな事態になってしまった。こんなことになるなら、昨年最初からREVO2を買っときゃ良かった・・・などと言ってみても、すべては後のまつりである。
・・・新年早々、この出費は痛い。痛すぎる。