
友人の尾車氏が、プジョー106RALLYEを車検に出したという。その代車が「シボレー・クルーズ」だった。ちょっと興味があったので、試乗させてもらうことに。


インテリアの全体的な質感は、昔の軽自動車に毛が生えたような感じ。当たり前だが、VWのクルマとは比べるべくも無い。だが、空調パネルの操作性は良さそうだ。

シフトレバーの下方に設置された「4WD AUTO」と「4WD HARD」のスイッチが謎である。初代スイフトをベースにしたというこのクルマは、おそらくはパートタイム4駆動なのだろうが、「AUTO」と「HARD」をどのようなシチュエーションで使い分けるのかは、手元に資料が無いので、ついに解明できなかった。
とはいえ、軽快にスイスイ走るこのクルマ。直進安定性もまずまずだし、R32のすぐ後に乗ったからかもしれないが、静粛性も充分なレベル。アイドリングでの振動もほとんど気にならない。ただし、Bピラー周辺からの風切り音は、やや気になる。
実は、クルマって、これで充分なのかも・・・スイフトは、初代も意外に出来のいいクルマだったんですネ。
