石狩市の「ラーメン天壇」での、ランチタイム。12時25分にそこに到着。
メニューはなかなか多岐に渡っている。「1日20食限定 焼き正油」「味噌チャンポン」も、魅惑的だ。
「味噌やきそば」っていうのも、なんだかトリッキーで、大いにそそられた。
大いに悩んだ末、私がオーダーしたのは、「アイヌラーメン(ちょっぴり辛い五目味噌)」(700円)であった。
12時35分、それは供された。写真ではわかりづらいが、丼はかなり大きめである。
固目に茹で上げられた麺は、その長さ自体がやや短いものの、しっかりと歯応えがあり、なかなかナイスである。
そして、ザクザク入っている具が嬉しい。エビ・豚肉・イカ。
加えて、タケノコ・白菜・キクラゲ・ニンジン・・・などなど。
「ちょっぴり辛い」とメニューに謳われていたスープだが、ちょっぴりどころか、結構辛い!甘めの味噌スープに、ガツンと唐辛子がフュージョンし、咽頭に張り付くような刺激的な辛さだ。辛いモノが苦手な人は、要注意である。
加えて、レンゲがやたらとデカいのだ。「スープをしっかり飲み干しなさい!」と、レンゲに叱られているかのような、錯覚に陥るほどだ。
そして、12時49分。手強い辛さのラーメンだったが、食べ進むうちに味覚の方が麻痺してしまい、意外にすんなりと完食出来てしまった。
このボリュームと味で700円は、極めてリーズナブルだと思う。繊細な完成度にはやや欠けるきらいはあるものの、なかなかワイルド・ハーツなラーメンだと言える。私好みである。