「シューマッハ氏スキー事故で重体」という、驚きのニュースが年末に飛び込んで来た。
現在氏の容態は深刻な状況に変わりはないが、安定しているとのこと。
本日1月3日は、氏の45歳の誕生日である。
氏には二人の子供がおり、長女は今年17歳・長男は15歳になるという。
まさに、私たち一家と同世代なだけに、なおさら心が痛む。
氏の妻子たちのためにも、回復をお祈りしたい。
2013年のF1は、セバスチャン・ベッテルの終幕9連勝で、幕を閉じた。
それにしても、ベッテルというドライバーは、頭抜けた存在だ。
あまりにも強すぎて、表彰台の彼にブーイングを浴びせる心ない輩もいたようだ。
しかし、彼はマシンの力のみならず、自身の腕で勝っているドライバーだ。
2007年にデビューした時から、いきなり予選で上位グリッドに食い込んだり、その翌年にはトロ・ロッソ(前身はミナルディ)のマシンで優勝するという離れ業をやってのけた、セバスチャン・ベッテル。
それこそ、セナやシューマッハと同レベルか、それ以上として語られるべき存在だと思う。
現在のF1において、「ベストドライバーはベッテルか?アロンソか?」という議論があるようだ。
私は、アロンソというドライバーの凄さも認めつつ、ナチュラルな速さでは、ベッテルの方が大きく勝っていると思う。
どうも、アロンソの姿は、昔のプロストと、カブるんだよねぇ・・・
まずあり得ないだろうが、ベッテルとアロンソが同じチームで走ったなら、その議論に終止符が打たれることであろう。
「表彰台1度も無し」に終わってしまった、マクラーレンの絶不調も、特筆すべき出来事であった。
マクラーレンは、セルジオ・ペレスを1年で解雇してしまったが、それは間違いだったように思う。
シーズン後半の彼はジェンソン・バトンよりも成績を残していた。もっと長い目をもって育成すべき、才能あるドライバーだったような気がするのだが・・・
さて、2014年F1で、最も憂うべき事態は、「最終戦ポイント2倍」という、仰天ルールである。
FIAのお偉方は、このスポーツを、クイズ番組にしてしまうつもりなのだろうか?
2010年のポイントシステム変更の時も、私は大いに異議を唱えた。
やはり過去の歴史との整合性を、もっと勘案すべきだ。FIAのアホ!しっこたれ!
この仰天ポイントシステムが、シーズン開幕前に是正されることを、心より願いたい。