日曜出勤だったその日は、後輩とランチを共にした。
11時53分に、「焼肉の大福」に入店。
「焼肉の大福」は、1969年創業の、老舗である。
HTBやTVh等、北海道のローカルTV番組でも、このお店が紹介されたという。
11時55分に、窓側のテーブル席に着席。
そう。「焼肉屋のラーメンが旨い」というのは、私の中では定説である。
このお店には幾度となく訪問した経験のある私だが、この日はいまだ未食だった「コムタンラーメン」(税込1000円)をオーダー。
ちなみに、「辛い物好き」だという後輩は、「ユッケジャンラーメン」(税込880円)をセレクトした。
そして、ラーメンが運ばれてきたのは、12時12分である。
上の写真ではあまり伝わらないかもしれないが、このどんぶりは、結構、デカい。
太さ・縮れぐあい・茹で加減ともに、一流ラーメン店に遜色ない仕上がりの、麺。
惜しむらくは、私基準では、「麺の長さが若干短い」こと。
一般的ラーメンをすすると「ズルズルズルズルッ」となるのだが、ここのラーメンは「ズルズルズルッ」で終わってしまうのだ。
とはいえ、麺の絶対量自体に物足りなさは感じないので、それは目くじらを立てるほどのことではない。
ゴマ油系というか、ラー油系の辛さがピリッと効いた、紅(くれない)の醤油味スープ。
豚骨系のエキスが抽出されているために、見た目は「味噌味」のようにも見える。
さらには、ホワイティな白髪ねぎが色彩感のコントラストを描き、
たっぷりとプリインスト―ルされた、白菜・モヤシ・ニンジン等の野菜たちが、それ自体のエキスというか甘みを、スープに染み出させて調和する。
大御所の「牛テール肉」は、柔らかくほぐれ、ぷるっぷるの脂身が私の口中に弾けるような歓びを運ぶ。
さらには、ピーマン・しいたけ・タケノコ。
そして、ラーメンには定番のモヤシ&タマネギ。
加えて、牛テールは複数入り
それらは、私の味蕾細胞を波状攻撃で攻め立て、私は恍惚の人となる
12時31分に、どんぶりの底とご対面。
この「コムタンラーメン」の価格対満足度は、極めて高し
牛テールラーメンといえば、当別町の「なかむら」が有名だが、石狩市の「焼肉の大福」のそれも、決して忘れてはいけない。
いやあ、ごっつあんでした
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