獅子丸のモノローグ

☆気まぐれ不定期コラム☆

栗山監督の10年間

2021年11月03日 | モノローグ


私が愛する「北海道日本ハムファイターズ」だが、本年も成績は奮わず、3年連続の5位となってしまった。
そんな中で。
新人の伊藤大海投手が、新人ながらも10勝を挙げたのは、来シーズンの向けての光明であると、いえましょう。


そして、本年をもって退任する、栗山英樹監督。
気が付けば、10年間も指揮を執っていたのだ。
月日の流れの速さを、しみじみ感じる。

私が思う、氏の功績は、大まかにいって2つある。

ひとつは、中田翔選手を4番バッターに育てあげたこと。
当初、まったく打てなかった彼を、辛抱強く4番で使い続け、3度の打点王を取るまでの選手にしたことについては、もっと評価されるべき事象であると、私個人は思う。
しかしながら・・・
本年ああいった形で、中田翔選手がファイターズを退団せざるを得なくなったことは、大いに悲しく、残念なことである。

そして、もうひとつは。
なんといっても、大谷翔平選手を、当初は無謀と思われていた【二刀流】に挑戦させ、開花させたことである。
本年大リーグでも、彼の二刀流は、まさに旋風を巻き起こした。
その素地を作ったのは、やはり栗山監督が、彼をそのようにレギュラーシーズンで起用したからなのだと思う。


大谷選手の入団当時、ほとんどの評論家たちが否定していた、【二刀流】。
それを、手放しで賛成していたのが、私が愛する「落合博満」氏である。
落合氏の慧眼にシャッポを脱ぐとともに、それを実戦で使った栗山監督の功績は、やはり計り知れない。

とはいえ、ここ数年間。
ヒルマン監督時代にあった「屈託のない明るさ」が、ファイターズには無くなっていたと、私は感じていた。
来季指揮を執るのは、新庄監督。
かつての陽気さを、ファイターズが取り戻してくれることを、期待する。


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