『和本入門 (平凡社ライブラリー)』『江戸の本屋と本づくり―続 和本入門 (平凡社ライブラリー)』
橋口候之助、2011、『和本入門 (平凡社ライブラリー)』『江戸の本屋と本づくり―続 和本入門 (平凡社ライブラリー)』、平凡社
まあ、無知を嘆いてもしょうがあるまい。本書のように蒙を開いてくれる書籍がある。この本、8月初めにオーストラリアに出かける前に読了していたがそのまま担っていたので記録しておくことにする。
日本社会の文字認識(リテラシー)の高さは世界的に見てもやけに高いのだが、現代社会のような活字(さらには、紙ベースの書籍にとどまらず、電子書籍にまだ至る現在の状況)とはちがって、当時は、写本による普及とさらには和紙や版本による印刷術という技術的な背景を見ると、ますます興味深い。活字文化になれた自分だけではない現代人は手書きの写本や版本についてのリテラシーは私だけでなく、ほとんど全くお手上げというものだろう。
文字とは何か、また、印刷技術も含めて文字文化を深く理解させてくれる。必読書だなあ!
まあ、無知を嘆いてもしょうがあるまい。本書のように蒙を開いてくれる書籍がある。この本、8月初めにオーストラリアに出かける前に読了していたがそのまま担っていたので記録しておくことにする。
日本社会の文字認識(リテラシー)の高さは世界的に見てもやけに高いのだが、現代社会のような活字(さらには、紙ベースの書籍にとどまらず、電子書籍にまだ至る現在の状況)とはちがって、当時は、写本による普及とさらには和紙や版本による印刷術という技術的な背景を見ると、ますます興味深い。活字文化になれた自分だけではない現代人は手書きの写本や版本についてのリテラシーは私だけでなく、ほとんど全くお手上げというものだろう。
文字とは何か、また、印刷技術も含めて文字文化を深く理解させてくれる。必読書だなあ!
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