『カラスの補習授業』
松原始、2016、『カラスの補習授業』、雷鳥社
同じ著者の二冊目も読んでしまった。「補習授業」を受けたとしても、カラスのことの一部しかわからないんだよ!という著者の狙いはわかったといったことか。
むかし、某国の田舎町の食堂で昼食のときに、しょぼっとラーメンを食いながらビールを飲んでいた日本人の鳥類学者に出会って話しかけ(当方は、鳥類ではなく、人類に興味のある研究者なので)、イトコと高校の同級生であることを発見したことがある。昼からビールを飲めるのは羨ましく思えて、根掘り葉掘り彼の夜明け前からの行動を聴いて、やっぱり、観察するのは人間の方が良いと思ったのが、私である。本書を読んで、とてもカラス研究者に憧れはしないものの、人類を観察することも同様に謎めいて奥深いことを今更ながらに思う次第ではある。
それにしても、日本に居住するハシブトとハシボソ、身近なところでのさばる大型鳥類、ますます興味深く思えてきたなあ。
同じ著者の二冊目も読んでしまった。「補習授業」を受けたとしても、カラスのことの一部しかわからないんだよ!という著者の狙いはわかったといったことか。
むかし、某国の田舎町の食堂で昼食のときに、しょぼっとラーメンを食いながらビールを飲んでいた日本人の鳥類学者に出会って話しかけ(当方は、鳥類ではなく、人類に興味のある研究者なので)、イトコと高校の同級生であることを発見したことがある。昼からビールを飲めるのは羨ましく思えて、根掘り葉掘り彼の夜明け前からの行動を聴いて、やっぱり、観察するのは人間の方が良いと思ったのが、私である。本書を読んで、とてもカラス研究者に憧れはしないものの、人類を観察することも同様に謎めいて奥深いことを今更ながらに思う次第ではある。
それにしても、日本に居住するハシブトとハシボソ、身近なところでのさばる大型鳥類、ますます興味深く思えてきたなあ。
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