South Is. Alps
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Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
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『美しい星』(新潮文庫)

三島由紀夫、1962、『美しい星』(新潮文庫)、新潮社

私にとっての三島は、中高のころに『仮面の告白』『金閣寺』『潮騒』を読んだぐらいで、それよりも、衝撃的だったのは、大学1年の11月に所属していたクラブの部誌か何かの編集で、先輩から動員されて大学会館に集まっていたときに、突如、テレビ放送が入って騒然としたいわゆる「三島事件」を視聴者の一人として目撃したということだ。わたしは、中高の頃はSFファンで、いろいろ読み漁って履いたのだが、本書は全く知らず、最期になって手に取った次第。

本書は、事件の10年ほど前に「新潮」に連載されていたようで、呼んでみても、まさに、冷戦時代の人間観についての表現の一つとして興味深いのだが、同じ作者が、三島事件の当事者になるというのは、ちょっと結びつかないと思った。事件のときも同様の感想であったのだが、つまり、「なぜ?」というところではあった。繊細な人間観が描かれていて、むしろ、今読んでみると共感できるところが多いのだけれど。このように考えていた、つまり、冷戦時代を宇宙人に仮託して、世界を家族的な課題としての視点で、課題として投げかけることと捉えていた三島が、なんで三島事件の当事者であったのかと、ますます、思ってしまうのだが。

これは、私の思い違いかも知れないが、その日の夕刊の朝日新聞のトップに、総監室のデスクの上に3つの首が並んでいるように見える写真があって、それを見て、これは首じゃないのか、と両親に話した覚えがあるのだが、あれは、幻視だったのだろうか。それは、それだけれど、遠くに来たもので、一件以来、もうすでに45年以上もたってしまった。

美しい星 (新潮文庫)
三島由紀夫
新潮社

2016-09-15 21:41:07 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


モロヘイヤの中華風スープ、かぼちゃと豚肉の炒め物、豆苗と豚肉の炒め物

今日は、ハラスメント講演会とFD研修会と定例の全学の集まり。3つめがあったのだが、ちょっと、失礼した。そして、明日は、定例の健康診断。

モロヘイヤの中華風スープ:モロヘイヤの葉をザクっと刻んで、ガラスープで煮る。紹興酒+ナンプラー+薄口醤油。卵とじ。優しい味。
かぼちゃと豚肉の炒め物:かぼちゃを薄切りして、ごま油で炒め、豚ロース薄切りを加えて炒める。ごま油+紹興酒+生姜千切り+塩胡椒+赤唐辛子+シナモンパウダー。
豆苗と豚肉の炒め物:ごま油+生姜千切り+豚ロース肉薄切り+厚揚げさいの目切り+紹興酒+オイスターソース+赤唐辛子+胡椒。

2016-09-15 21:10:34 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


9月14日(水)のつぶやき


2016-09-15 04:34:16 | tweets | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )