South Is. Alps
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Coromandel
Coromandel, NZ
Square Kauri
Square Kauri, NZ
Lake Griffin
Lake Griffin


レモンチキン、パスタフンギ

レモンチキン:鶏もも肉ぶつ切りをオリーブオイルで炒め、玉ねぎくし切りを加えてしんなりしたところで、ぶなしめじとマイヤーレモンを一口に切ったもの+赤唐辛子を加える。レモン汁をくわえて、塩コショウ。仕上げに、たっぷりの香菜!
パスタフンギ:ドライフンギを水で戻しておく。鶏もも肉の細切れをオリーブオイルで炒め、絞ったドライフンギを加えて炒め続ける。戻し汁を加える。塩コショウ。茹でた生リンギーネを湯切りしてフライパンに加えて、フレシュオリーブオイルをかけ回して供する
ベビーリーフとトマトのサラダ

2018-07-29 20:45:56 | 夕食・自宅 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


『マイケル・K (岩波文庫)』

J.M. クッツェー、2015 、『マイケル・K (岩波文庫)』、岩波書店

アパルトヘイト時代の南アフリカ、カラードで口唇裂のマイケルは、移動許可証なく、病気で身体が不自由な母親を故郷に連れ帰ろうとする。手押し車を押し、警察の検問などの障害をのりこえて、たどり着く。しかし母や入院を余儀なくされ、治療の効果なくマイケルの不在のうちに母親は亡くなり荼毘に付されて遺骨が残される。この頃から食欲をうしなったマイケルは母親が働いていた農場の一角の小屋に隠れ住むが、やがて、警察に踏み込まれ、ゲリラの支援者として収容所に収容されてしまう。食欲不振のために収容所内の療養所のベッドで過ごすが、やがて、脱出に成功して、自分の暮らしていた海岸の街にもどる。

著者のクッツェーはオランダ系のアフリカーンスの血をひくが、アフリカーンス語ではなく英語でそだったために、アフリカーンス社会からは阻害され、かといってイギリス系でもない。南アフリカで大学を卒業後、イギリスで職に就くが、イギリスやアメリカで文学を学び直し、文学を講ずるが、アメリカでのベトナム反戦運動に関連して、永住権が得られず、南アフリカに帰国、現在はオーストラリアのアデレードに居住するという。彼の作品の背景には南アフリカの歴史や社会文化についての知識が欠かせないが、彼のテーマは、普遍性を持っている。歴史、植民地主義、他言語状況、人間性、他者理解、個人と社会、様々な共通するキーワードである。また、かれの生活した場所は、イギリスとイギリスの旧植民地で、作品は英語でかかれるが、彼の姓はオランダ系のアフリカーンスのものなのである。

マイケル・K (岩波文庫)
J.M. クッツェー
岩波書店

2018-07-29 11:02:03 | 読書 | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )


7月28日(土)のつぶやき


2018-07-29 05:42:41 | tweets | コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )