もとカンブリア警察本部から本庁の重大犯罪調査分析課の警部のワシントン・ポーは、とある事件でミスを犯したと停職と部長刑事に降格を命じられて謹慎中だ。そこに、元の部下で彼の公認になったステファニー・フリン警部がやってきて、連続殺人事件の調査に関わるようにと。カンブリア地方のストーンサークルで硝子体で見つかる老人たち、調査には天才ティリー・ブラッドショーが加わる。コンピュータに明るくデータ解析をくしできる。
連続殺人にはかつて悲惨な事件が隠されていた。施設に預けられていた身寄りの4人の少年が、地方の有力者たちの性欲の餌食になっていたことが明らかになり、このとき少年たちを手に入れた有力者たちのつながりが明らかになる。犯人は誰か、ポーとティリーのコンビは、データを追跡し、ついに明らかにする。これ以上書くのはやめておこう。読んでのお楽しみといったところだ。
わたしは、Prime Videoでハリウッド警察の刑事ハリー・ボッシュのシリーズにハマっていたが、それを彷彿させる。正義感にあふれ、犯人を追い詰めるが、方法はときに選ばない。上司の命令など優先順位が違うのだ。
すでに出版されているシリーズ4冊はすでに入手済みで、2冊目が楽しみだ。
物語は、イギリスのカンブリア地方のストーンサークルや田舎の風景の中で進んでいく。Google MapとGoogle検索をしながら、リアリティを増すのはますます楽しみを増やしてくれるだろう。