焼肉を食べたくなったので、金城へ。
上塩タン、塩タンスジ、炙り塩レバー、ハラミ、軟骨、ナムル、キムチ盛り合わせ
レバーは両面をしっかり火を通すが中は半生ぐらいがよし!!
メカジキと茄子のパスタ:玉ねぎ薄切り、赤ピーマンざく切りをオリーブオイルで炒め、ひとくちに切ったメカジキを加える。枝豆を加える。塩胡椒、オレガノ、パスタの茹で汁
トマトとベビーリーフのサラダ
ドキュメンタリー「John Eales Revealed: the Haka」
1997年のオーストラリア・ワラビーズとニュージーランド・オールブラックスのテストマッチ、試合前の際、恒例でおこなわれるオールブラックスのハカの際、ワラビーズは練習をし続けていて、向かい合うことはなかった。当時のチームキャプテンのJohn Ealesは20年経って、なぜそのようなことになったのかまた、オールブラックスにとってのハカの意味を尋ねるたびに出るというドキュメンタリー。始まりは、彼の出身校のブリスベンの高校のラグビー部の後輩たちの胸にセンサーを付けてもらい、ラグビー場でユニフォームをつけて眼の前で地元のマオリにハカを演じてもらう。すると何人かの生徒の心拍数は180以上にも上がり、プラスにしろマイナスにしろ影響があることがわかる。当時のオールブラックスの選手だった一人を訪ねてともにハカをめぐる旅をする。わかってきたことは、ハカがマオリにとって同時に、ニュージーランドにとって非常に大切な存在であることが明らかにされる。ハカを最初に歌った酋長の後裔を訪ね、中学や高校での卒業式のハカ、軍隊での死者を送る際のハカ、第二次大戦での前線でのハカ、そして、テストマッチの際のオールブラックスの11番だったロムー、2015年の彼の葬儀にはハカが捧げられた。John Ealesは語る「ニュージーランドには先住民と植民者が一体となって歌えるハカがある。しかし、オーストラリアにはそれがない」、私もこれが決定的なことと思う。。
ドキュメンタリー「Abacus: Small Enough to Jail」
経済用語とか法廷用語が出てきてわかりにくいことおびただしいので、理解できたかどうかは保証の限りではない。また、帰国後Wikipediaなどで補足しつつ書くことにする。「Too Big to Fail」を踏まえたドキュメンタリーAbacusはニューヨークのチャイナタウンに店をかまえる孫一族の銀行、この銀行が従業員の不正による住宅ローン問題を発端として、裁判と取り付けの危機を乗り越えた物語となっている。ゼロ年代末、アメリカ経済はサブプライム住宅ローン問題に端を発する金融危機に見舞われた。この様子をつたえたのが「Too Big to Fail」という本(あるいは映画)であった。
Abacusとは、ソロバンのこと。中国からの移民たちの現金を預かり、移民同士の資金のやり取りを管理していく、屋台のような小規模な日銭商売をささえたのがこの銀行の役割。孫一族は、自分たちの中国人コミュニティでの役割を守るために法廷に挑む。発端は、従業員の不正貸であったが、銀行内の資金のやり取りが問題とされて、授業員だけでなく、孫一族も訴追される可能性があった。チャイナタウンの人々に支えられ戦っていく。ニューヨークの移民たちの金融活動はそれぞれの民族ごとに銀行があるらしいことも、映画の中で語られていた。
映画「Tomb Raider」
ビデオゲームを原作としたものらしい、日本のヒミコの墓を暴きに行く調査と陰謀をめぐる。行きに見たIsle of Dogsほどではないにしても、日本とかヒミコとか、Cultural Conspiracyを指摘したいところではあるが、まあ、もう少し弱めて、オリエンタリズム、これでいいのかといったところか。まあ、ハラハラ・ドキドキ、アクションを愉しめばいいのだが。
映画「Jurassic World」
最新作かと思ったら、もう一作前の作品であったようだ。まあそれにしても、CGはすごいなあ。
ブリスベンからのカンタス航空、成田の着陸方向が良かったのか、タクシーの時間が短く、あっという間にNEXの駅に。約1時間ほど早い列車にに変更ができた。
品川駅も、10分ほどの乗り継ぎ時間で、深川めしとビールを買っで乗り込んだ。
朝8時にレンタカーを借り出して、ゴールドコーストのボンド大学に行って来た。現在2人の学生が滞在中でその授業参観とインタビュー。現地に9時半について13時まで授業に付き合った。この夏は、日本人のグループが多いようで、一方は全員が日本人(複数大学からの)、もう一方は、ブラジル人2名と中国人2名がまじる。いずれも15人のクラス。半数以上が外国人の国際クラスが望ましいが、こればかりはたまたまそうなるのは管理しようがない。いずれのクラスも、基本的なカリキュラムや教科書はあるものの担当者の工夫やアドリブの対応が見られて興味深かった。
16時ごろブリスベンに帰って来て車を返し、やどまでのとちゅうにある、昔から何度か通ったことのあるアイリッシュパブ「Gilhoohey‘s」でパイントを一杯。宿で一休みして夕食に出る。選択肢として宿の近くということで選んだのだが、悪くないようだ。イカのフライ、生ハムとパンのセット、ロケットサラダ
昼頃の便で、シドニーからブリスベンに移動。待ち時間でシドニー空港T3のカンタス航空の小資料館を見た(2度目)。予定便は30分ほど遅れて出発。
今夜は30年来のマニングリダの友人のMGと会うことになっていて、それまでの間、クイーンズランド美術館にTony Albertの「Visible」という美術展を見た。かれは、アボリジニのビジュアル作家で今回の美術展は、これまで集めたアボリジニに関するアイコンをコラージュしたもので主流社会のアボリジニに対するイメージが解ろうというもの。
夕方、ホテルまで車で迎えに来てくれて、彼の家の近くのホテル(オーストラリアでは街角にあるホテルと称する店は以前は宿泊施設を持っていたが現在ではバー&レストラン)の「Montague Hotel」に連れて行ってくれた。彼なりの配慮で、Uberを使ってでも帰るから車を家におけというのに、ホテルの前に車を止めて、当地の飲酒運転の限界のビール一杯だけを付き合って、一緒に晩飯をたべた。私は、バラマンディを皮目をパリパリに焼いたもので、スイカと取り合わせたもの。これは、意外性があって、美味しかった。
昔話に、花が咲き、2時間ほどの時間があっという間に過ぎて行った。
昼頃、サーキュラー・キーのMCAのJohn Mawundjul展を見に行こうと前夜の二人と語らって11時半に待ち合わせ。パワフルな展覧会を見た後、最上階のCafeで昼食。昼食後、ほかの展示をながめて、解散。
ホテルにいったん帰って、近くでワインを仕入れて、今夜の友人宅へのお呼ばれにスタンバイ。また同時に、明日のブリスベンのアポを一件取り付ける。MGは古くからの友人。ブリスベンに最近家を持ったとキャンベラのパーティで聴き合わせたので連絡をとってみたら、返事があって、明日の夜会うことになった。
RL宅でおよばれ、フマスでまずビール。近況の交換。メインはスパニッシュオムレツとアボカドサラダ。これまでの思い出話とこれからの人生、これからのプロジェクトなど。仕事に関わることも忘れず、情報交換できた。
キャンベラからシドニーに出てきた。空港からの鉄道が止まっているだけでなく、他の路線も大混乱の上に、交通渋滞。頼りにしたUber は、ドライバーが素人すぎてナビに頼りすぎで右往左往。やれやれの移動日。
昼食は、Kinokuniyaに本を買いに来たついでに、同じビルの2階の「蓮 Lotus」という中華。美味しいと思うが、でも辛すぎ!
夕食は、当地のGJと居合わせたKSと3人でGlebeのAhgoraというギリシャ料理。フマス、チーズラビオリ(これが絶妙)、ラム肉の煮込み。いずれも堪能。
バスの時間が合わずに歩いて帰る。たいした距離ではない。
今日はUber Day!なんてことはないが、はじめてUberを使うことにした。天気が良かったので、歩きでもよし、Uberを呼ぶのもよしと言うことで。
まず、10時半ごろ、National Museum of Australiaでは、まだオープンしていない特別展を柵の外から覗き込んでオーストラリアのウーメラ実験場への立ち入り禁止の告知の写真をとった。ここも入り口付近が改修中でアクセスがいつもと違う。
このあと、はじめてUberをつかってみた。5分以内で来る。アプリには応答した車両の位置が表示されていて画期的。また、料金の支払いも、あらかじめ指定しておいたところから引き落とされるので、金銭のやり取りはない。運転手と会話をかわし、ありがとねとわかれる。
National Portrait Galleryにいって特別展「So Fine」という現代女性作家の作品展を見た。とてもインプレッシブな作品の数々。National Art Galleryで昼を食べようと思ったがいまいち食指が動かず。歩いて行ける距離のBartonのVincentというレストランで昼食を食べた。ここは官庁街だが、13時半と言うのにそれなりのにぎわい。
またUberを呼んで、War Memorial of Australiaにいった。高校生の団体と外国人の団体多数。
またまた、Uberで宿に帰って来た。とても快適。これらの間でタクシーに乗ったことがないので比較ができないけれど。
部屋の用意がまだだったので、ホテルのカフェに行ってロングブラックを一杯。
夕食は、以前も行った“Delhi 6”というインド料理。なんか流行っていないというか。サモサとラムとほうれん草のカレーをナンとともに食べた。
羽田ーシドニー間での機中映画。システムの調子が悪く、全てのモニターがフリーズして再起動になったのが一度、自分の使っているモニターがフリーズしたのが二度、一度は再起動してもらったが。
「Gurrumul」
昨年亡くなったアボリジニのシンガーソングライターのGurrumul Yunupinguのドキュメンタリー。アーネムランド(エルコ島)出身の彼は赤ん坊の頃から盲目で、子供の頃から歌が好きだった。YothuYindhiのメンバーでもあったが、独立。彼の歌は伝統的な儀礼で歌われるそれからインスピレーションを多く受けている様子やワールドツアーで即興で掛け合いの歌を歌うなども印象深い。エルコ島での映像も多く使われていて、懐かしい思いで見ることができた。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Gurrumul_(film)
「Isle of Dogs(犬ヶ島)」
ストップモーション映画。Wes Anderson監督。メガ崎市の小林市長による犬をめぐる陰謀。ロボット犬とか犬の伝染病とかゴミ投棄場の島への追放とか、市長の養子となった甥っ子のアタリ(主人公)とスポッツとい彼の犬やチーフという名前のリーダーに率いられる犬のグループ、ヨーコと言う名の留学生による告発とか、映像も興味深く見ることができた。
Wes Andersonが「The New Yorker」で語っていますね。
朝8時過ぎにシドニー着。e-Passportでの入国をしようと使ってみたが、うまく動かず、めんどくさくなって、並んだ。国内線に乗り継ぎ、11時少し前の便でキャンベラへ。タクシーでやどのUniversity Houseに到着チェックイン前に荷物をあずけて、NPの研究室に行って挨拶。前日に到着していたKSと合流。程なく、今夜のパーティの仕掛け人のCGがあらわれて、四人で昼食に出る。
研究室のある建物の近くは学生用の食堂とか店などがある一角だったのだが、これが大規模に取り壊されていて、全部で7棟の建物に変わるという。大学が投資するのはその内2棟で残りはデベロッパーが金を出すと。中国人留学生が増えているのとオーストラリア経済の動向とも関係するらしい。やがては付近の校舎2棟(NPの部屋の入り建物も含む)も3年のうちに建て替えられるとのこと。
14時半ごろ宿にチェックインして、ちかくの店に朝のヨーグルトなどを買いに行く。荷物を開きシャワー、しばらく休む。眠いのだが眠れない。
18時半少し前からホールの前室で飲み物が出る。CGに会費の借金を返し、ホッとする。116人の参加者とやら。着座だが自分で料理を取りに行く。22時半までの長丁場。CGの司会とNPの紹介はじめ、大勢の人がスピーチをする。NPも47年のANUでの教員生活で50人以上のPhDを出した思い出を語る。
とても楽しい和やかな会だった。ダーウィンからMWが来ていたし、JFとDMの夫婦、IK、JA、MH、TKとDHの夫婦、YM、LH、PV、PM。もちろんR&NP夫婦。