先日、東京薬科大学ASIATOの稲の脱穀支援をしました。今回は籾摺機を使って、籾を玄米にする支援しました。曇り空のやや寒い朝でしたが、私と東京薬科大学生の二人で籾摺り作業をしました。
籾を籾摺機に注ぎ込んでいる東京薬科大学生
最初、籾摺機の上にある受口に籾を貯めておきます。そして、電源を入れてしばらくしてから、投入シャッターを徐々に開いて籾が少しずつ吸い込まれるようにします。ちゃんと籾が玄米になることを確認してからシャッターを開いたままにします。すると、次々に籾が吸い込まれて玄米になります。
受口に貯めた籾が吸い込まれる 籾が玄米になって米袋に排出
籾は、玄米と籾殻に分かれます。玄米はあらかじめセットしておいた米袋に排出されます。一方、籾殻は送風機の風で一気に外に排出されます。この籾殻が必要な場合は、排出方向に広いビニールシートを敷いて籾殻を回収します。今回は、籾殻を必要としないため全て地面に排出しました。
籾殻は勢いよく、風と一緒に排出される
一度全ての籾を籾摺りしましたが、わずかな数の玄米はまだ籾殻が付いていました。このため、もう一度籾摺りをしました。こうすることによって、ほぼ100%の籾が玄米になりました。
もう一度籾摺り 玄米になった籾
再度籾摺りする頃に大学生が三人やってきました。見たことがある学生だと思っていたら、去年ASIATOで活動していたOBとOGでした。今年は他のクラブと掛け持ちしている学生が多くて、なかなか部長になる学生がいないとのことでした。このため、後輩が心配になって今回やってきたようです。来年の体制が早く決まるといいと思います。
手伝いにやってきたASIATOのOBとOG