東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

山口県へ帰省(7)、果樹園ほか

2012年03月18日 | 樹木,果樹

 田舎の果樹園の状況を調べてみました。一昨年頃から放置して剪定をしていなかったため、また雑草が生い茂っているため、復活するのは大変な状況です。まずは、桃園ですが、袋をかけた状態で放置してあり枝も伸び放題です。春先にしなければならないのは、雑草を刈り取りと剪定です。剪定をちゃんとしないと大きく美味しい桃ができません。

                 袋をかけた状態で放置された桃、剪定が必要


 次にビワ園を調べてみました。ビワは種が大きいので市場的にはあまり魅力がありません。ビワは主に自家消費のために栽培しています。なお、ビワのとなりに茶豆の木が育ちすぎていました。せいぜい手が届く範囲に豆が収穫できるよう剪定する必要があります。

        茶豆の木、剪定の必要          ビワの葉(ビワは常緑樹)
 

 次に梅園に行ってみました。梅は桃のように平地に植えておらず、崖に沿って何本か植えています。3月上旬で、そろそろ花が咲きそうです。花が咲いた後に実る梅を収穫して、梅酒などに使います。梅干しを作ってもいいかもしれません。この梅も剪定が必要なほど枝が茂っています。なお、この梅の根本に東京から持ってきた福寿草を植え付けました。うまく根付くといいのですが。

        剪定が必要なほど茂りすぎた梅、大きく膨らんだつぼみ


 珍しい果樹では、ザクロを栽培しています。ザクロは種が多いので果物屋さんではめったに見かけません。種を多く含むため食べにくいのが欠点の果樹です。果樹ではありませんが、シイタケを作っている圃場も整備する必要があります。だれもしいたけを収穫しないので、大きくなりすぎ椎茸が地面にたくさん落ちて腐っていました。

       だいぶ茂ったザクロの木         整備が必要な椎茸の圃場
 

 キャベツや白菜などの野菜は、パレットで育苗します。その育苗などの作業をするビニールハウスが一棟放置されています。ビニールを外して鉄骨だけが露出していますので、ビニールを購入して被せて直そうと思います。ビニールハウスがあると育苗などの前作業に便利です。果樹は選定や防虫などの管理がとても厄介です。管理が容易なブルーベリーなどを新たに栽培してみようかと思っています。

          ビニールが外され、鉄骨部分だけが残ったビニールハウス跡

コメント
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