東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

植林が好きだった父をしのび植樹(ポポー,ぐみなど) 3/3

2013年02月12日 | 家族関連

 届いた苗のうち、ポポーとグミを最後に植えました。ポポーは不思議な果物です。バナナを少し太らせたような果物で、とろりとした濃厚な甘さが特長です。子供の頃、誰かからもらってきたポポーを食べたことがあります。当時はお菓子がそれほどたくさん売っていませんから、ポポーを食べた時に感激した記憶があります。このポポーは果物屋さんで売っていません。個人的に懐かしくて栽培してみたくなったのです。

      日当たりの良い場所に植樹        植えたポポーの苗木、育ってね!
 

 この果物ポポーの欠点は2つあります。1つは種がとても大きいことです。ツバキの種ほどの大きさのものが何個か入っています。種を選り分けながら食べなければなりません。ザクロのような食べ方です。もう一つは日持ちがとても悪いことです。すぐに食べないと腐ってしまいます。このため、いまだに果物屋さんで見たことがありません。品種改良途上の果物ではないかと思います。

     グミの苗を家のそばに植える           植えた後に水やり
 

 ポポーを植え終わると、次にグミの苗木を植え付けました。この果樹は、この近くではどの家でも植えていました。学校帰りに失敬して食べたことがあります。ちょっとすっぱみが強く種が大きいので、好んで食べる人は多くはありません。我家にもグミの木があったのですが、いつの間にか消えていました。たくさん食べる果物ではありませんが、秋を感じる季節果です。

              我家建物の西側に植えたグミ、日当たり良い場所


 次に、母親の通院時にたまたま園芸店でみつけたサクランボの苗を植えました。サクランボは、東北などの寒い地域でしか実が成らないようです。また、異種のサクランボを同時に植えないと実が成らないようです。しかし売っていたたくさんのサクランボの中に、1本だけで実が成りしかも暖地でも実が成るとの説明があった品種がありました。試しに一本購入して、吉野桜の近くに植えてみることにしました。母親はサクランボ好きです。これまで、毎年夏に八王子から贈っていました。我家産のサクランボ、数年後収穫できるでしょうか?

         暖地性で1本でも実が成るというサクランボ、数年後収穫できるか?

コメント
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