山の木を伐採していたら突然チェーンソーの刃がポロリと外れてしまいました。このようなことは初めてです。木が倒れる直前に切り口からチェーンソーを外すタイミングが悪く、刃を挟んでしまい運悪くそれをねじってしまったことが原因だと思います。チェーンソーの操作ミスです。それに伐採を続けているとだんだんチェーン状の刃が伸びてきます。すると、だんだんチェーンがたるんできます。定期的にチェーンのたるみを取らなければなりません。そのメンテナンスをおろそかにしたつけもあります。
チェーン状の刃が外れてしまったチェーンソー、伐採時の操作ミス!
チェーン状の刃を元通りに取り付けるには、いったんチェーンソーのガイドバーを緩めます。そして、チェーン刃をガイドバーの先端にかけ直します。チェーンの張りを直すため、チェーンソー本体の張りを調整する穴を回した後、その張りをそのまま固定する2個所を固定します。このようにして、チェーン刃をかけ直しました。今後、チェーン刃そのものを交換するときも同様な方法を取ります。
チェーン刃をガイドバーの先端にかける 先端にぐるりとチェーン刃をかけ直す
これまで何度もこのチェーンソーのメンテナンスをしたので、かけ直すことは容易にできました。今回はたまたまメンテナンスの道具を山に持ち込んでいたので、その場でチェーンをかけ直すことができました。木を伐採する時、常に刃を研ぐヤスリなどのメンテナンス道具も一緒に持っていくことが大切であることを思い知りました。
チェーンをかけ直して、丸の部分を回してチェーンが弛まないように張る
そもそも今回チェーン刃が外れた原因は操作ミスですが、もう1つの原因がありました。それは、チェーンオイルが無くなっていたことです。少なくなっていることに気が付いていたのですが、今回の伐採中に完全に無くなったようです。伐採前の点検ミスです。チェーンオイルが無いと、チェーン刃がスムーズに回転しません。つまり外れやすくなります。チェーンオイルを満タンにしておきました。農機具点検の大切さを改めて知りました。
空っぽになったチェーンオイル チェーンオイルを注ぐ