東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

サツマイモ苗の植え付け(1/2)

2014年05月02日 | 野菜:芋類

 今年もサツマイモの苗を植え付けしました。去年も同じころに苗を植え付けしました。しかし、去年は天候が不順だったためか収穫量がとても少なかったのです。特に収量が少なかったのは安納イモで、とても残念な結果でした。小さな芋ばかりで、とても人様に差し上げるサイズのものはわずかでした。このため、自宅でしか食べませんでした。しかし、安納イモはとても甘く美味しいので、今年も作ることにしました。特にたき火で焼いたサツマイモは最高の味です。

     耕運機で耕し、高畝を作る              高畝に黒マルチを被覆
 

 今年は黒マルチを使ってみることにしました。その目的は二つあります。1つ目の理由は、黒いため太陽の熱を吸収して土が温められることです。2つ目の理由は、防草効果があることです。今は雑草は少ないのですが、梅雨から真夏にかけて猛烈に雑草が生えてきます。真夏の草取りは過酷な作業です。その作業を少しでも省くため、黒マルチを使ってみました。

             被覆した黒マルチ脇に置いた、今回植え付けたサツマイモ苗


 使った黒マルチは穴あきです。丸い切り込みに沿って穴を開けるタイプのものです。苗を植える前に、黒マルチの上に苗を並べました。並べる間隔は30cm程度です。並べ終わると、黒マルチに穴を開けました。そして、穴の中に棒を突き刺して苗を差し込む穴を開けます。

  黒マルチ上に30cm位離して苗を置く        棒を突き刺して土中に穴開け
 

 その開けた穴の中に、サツマイモ苗を入れます。そして、サツマイモの茎が全部入り込むように深く茎を差し込みます。茎を差し込むと、周りを手で押さえて茎が土で埋まるようにします。
 3つの黒マルチに、25本のサツマイモ苗を植え付けしました。1週間後には活着すると思います。これから一週間、根が活着するまでは曇り空だと良いのですが。太陽が照ると、苗がしなびてしまって葉が枯れることがありますので。

       穴にサツマイモ苗を差し込む         茎が土で埋まるように押さえる
 

 これで今回のサツマイモ苗の植え付けは終わりです。今回は安納イモでしたが、数日後には高系イモかベニアズマなどの品種のサツマイモ苗を植え付けようと思います。ただ、安納イモの方が美味しいので、また安納イモ苗を植え付けるかも知れませんが。
 今年は、麻郷公民館祭り高塔ふれあい祭りに提供できるほどのサツマイモを収穫できるのではないと思っています。高収量が期待できるよう、まめにサツマイモ畑に行って、除草や施肥などの世話をしようと思います。

                  植え付けが終わった25本の安納サツマイモ苗


 次の日、恐れていたかんかん照りでした。このままでは、せっかく植え付けたサツマイモ苗の葉が枯れる恐れがあります。急遽、近くの草を刈り取って苗の上に被せておきました。さて、サツマイモ苗は無事でしょうか。

              日よけのため、サツマイモ苗の上に刈り取った草を被せる

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