先日、田布施町少年少女発明クラブの指導者の一人となりました。このたび、この夏に行われるチャレンジコンテストに参加したいかどうかを、子供達に問いかける試作品を作りました。このコンテストに出るための備品が届いていましたので、この備品を使って簡単な車を作ってみました。この試作車を実際に子供達に見せて、チャレンジしてみたいかどうかその意欲を聞いてみようと思います。
田布施町少年少女発明クラブに届いたチャレンジコンテスト用の備品
届いた備品には、工作するためのギヤ,モーター,タイヤなどが入っていました。まずは、試作車を動かすためのギヤボックスを作ってみました。このような工作は中学生以来のことでしょうか。子供の頃、よくプラモデルを作りました。その懐かしい工作の感触を味わいながら楽しく作ってみました。工作手順書を追いながら、少しずつ組み立てていきました。
プラモデルのような部品群 最初、ギヤの組み合わせ
この備品の対象年齢を見ると、小学高学年から中学生でした。微細な部品があるので、小学低学年には難しいように思いました。時間がかかっても着実に一つ一つ組み立てる必要があるため、むしろ女の子に向いているかも知れません。あせって作業すると、どこかで失敗するリスクがある部品ばかりです。
ギヤボックスが形になる モーターの組み込み
ギヤボックスは2個組み立てる必要があります。とても繊細な作業です。1ミリ位のネジは無くしてしまいそうです。代えの部品はありませんでした。このため、微細な部品を一つとして無くさない冷静さが求められます。組み立てたギヤボックスは、電気を流して動作することを確認しました。このギヤボックスを正確に組み立てることできるかが、子供達の最初の難関だと思います。
組み立てたギヤボックスに電気を流して動作することを確認
ギヤボックスを二つ組み立て、それぞれが動作することを確認しました。そして、試作車を組み立てました。今回試作したのは簡単な猫形モデルですが、これでも左進,右進,前進,後退,回転と自由に動かすことができます。
この猫型モデルを子供達にお披露目します。はたして、これを見て工作にチャレンジしたいと思う子供が現れるでしょうか。3人いれば1グループ作れるのですが。なお、コンテストに出るならば車の機構,デザイン,そしてからくりなどは子供達が考えなければなりません。ところで、田布施町少年少女発明クラブは過去、東京本大会まで出場したことがあるとのこと。
ギヤボックスを台車に取り付け 猫顔を取り付けて、仮完成