小野太市の石碑を見終わると、小行司から麻郷に行きました。そして、西円寺に行きました。西円寺は先日の田布施町ウォーキング大会と去年の麻郷ウォーキング以来です。ウォーキング大会では急いでいたため本堂を見学することができませんでした。しかし、今回はじっくりと見学することができました。
麻郷の西円寺に到着 西円寺の由来などの説明 蓮如様掛軸 〇:薄いしみ
西円寺に到着すると、本堂に上らせていただきました。そして、西円寺の由来などの説明がありました。そして、ここで紙芝居「おみの蓮如様」の上演がありました。西円寺に飾られている蓮如の掛軸に関わる紙芝居です。その掛軸が盗まれた時のお話を紙芝居にしたものです。その掛軸をじっくり拝見させていただきましたが、確かに掛軸の下部が水で濡れたようなしみがわずかにありました。
西円寺の本堂で上演された紙芝居「おみの蓮如様」
紙芝居の上演後、お茶をいただきました。ありがとうございました。西円寺を出ると、高松八幡宮に行きました。私は、麻郷ふるさと会で9月の秋祭りに行って以来です。深い鎮守の森を抜け石階段を登ると高松八幡宮の本殿があります。ここで、この神社の由来などについて、宮司様に伺いました。宮司様には、浮島神社の夏祭り,大岩のお祓い,田布施地方史研究会総会などでお話しを伺うことがありました。
高松八幡宮の境内 本殿前で由来など説明 江良碧松の句碑
高松八幡宮を出ると、近くにある江良碧松の句碑に行きました。この句碑の前で、紙芝居の上演がありました。題目は「江良碧松物語」です。私が子供の頃、江良碧松は存命でした。この井神地区にも何度も遊びに来たことがありますが、江良碧松については全く知りませんでした。私の父親は碧松の息子さんと森林組合でよく逢っていたそうです。しかし、父親から碧松のことは聞いたことがありませんでした。今思えば残念です。江良碧松句絵手紙展のお手伝いをしたり、江良碧松のお墓詣りをしたり、周防三羽ガラス展で5男さんやお孫さんとお話しをしたのが救いです。
江良碧松の句碑前で上演された紙芝居「江良碧松物語」
紙芝居の上演が終わると、江良碧松の生家に行きました。立派なイチョウの木が目立ちます。今は誰も住んでいないようですが、お孫さんかどなたかが、生家に時々来ているようです。道から垣根越しに生家を眺めました。ちょうどその時、年輪ピックから帰ってきたご近所の方に逢いました。私の同級生のお兄さんです。江良碧松生家を望んだ後、今回の史跡探訪出発地点の中央公民館に戻りました。秋晴れで楽しい田布施町の史跡探訪でした。参加された方々、お疲れ様でした。
立派なイチョウと生家 江良碧松の生家 中央公民館に無事戻る