東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小豆を引き抜いて天日乾燥

2015年10月31日 | 野菜:豆類ほか



 先日枝豆収穫バーティーをした畑、今回同じ畑の小豆を抜いて天日乾燥させる作業をしました。小豆は、全ての実が一度に実らずだらだらと成熟します。そのため、最後の実が成熟するまで待つと11月末になってしまいます。11月末だと麦の種をまく時期を逃してしまいます。そのため、今実っている小豆だけを収穫することにしました。

   小豆を一株ずつ抜く       根ごと株を引き抜く        抜いた小豆を集める
  

 最初に、すべての小豆を根ごと抜きました。そして、抜いた小豆を一ヶ所に集めました。この時、根に付いた泥を軽く振るようにして取り除きます。その根をよく見ると、たくさんの根粒菌が付いていることが分かります。この畑は痩せているにも関わらず、根粒菌が窒素をはじめとする栄養を作るためか比較的豆類がよく育ちます。

                  集めた小豆を、一ヶ所に山のように積み上げる


 次に、集めた小豆6株位を束ねて紐で結束しました。結束した理由は、小豆を棒に架けて天日乾燥させるためです。すべての小豆の結束が終わると、棒に次々に架けました。雨が降らず快晴が続けば4日程度で乾燥します。

  集めた小豆を数株束ねて紐で結束         小豆を棒に架けて天日乾燥
 

 ところで枝豆も引き抜きました。この枝豆は、鞍掛豆と呼ばれる私が好きな枝豆の一品種です。今回引き抜いた枝豆は、来年の種まき用として使います。乾燥させた後、豆を鞘から取り外して来年まで保存します。カラカラ干した小豆や枝豆は、来月初旬に鞘から種を取りはずします。

               棒にかけ終わって天日乾燥中の小豆や枝豆の茎葉

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