東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

春ジャガイモの除草,芽かき,施肥,土寄せ

2017年05月01日 | 野菜:芋類

 3月上旬に種芋を植え付けた春ジャガイモが、だいぶ大きくなりました。このところ天気が良いので、恒例作業の除草,芽かき,施肥,そして土寄せをしました。最初に平クワを使ってジャガイモの周りの草を削りとりました。そして、削り取れなかったジャガイモの茎周りの草を手で抜きました。

             雑草がだいぶ生えたジャガイモ畑


 次に芽かきをしました。いつもは芽を3本残すのですが、今年は2本にしてみました。我家は二人ですので、それほど多くのジャガイモを食べることができません。そのため、数は少なくなるものの大き目のジャガイモになる2本にしたのです。ただし、大き目のジャガイモは中心部に空洞ができるリスクがあります。

    平クワでジャガイモ畑の除草       芽かきして茎を2本に減らす
 


 続いて、ジャガイモの株と株の間に化成肥料を蒔きました。ここの土地は瘦せているため多めに施肥しました。もともとは小麦畑にしていましたが、やはり痩せているため毎春肥料を蒔いてきました。痩せている畑は、施肥の効果は絶大です。葉の色と茎の高さが全く違いました。ただし量が多すぎると倒れやすくなります。

  すべての株を除草      肥料を施す        株に土寄せ
  

 最後に土寄せしました。ジャガイモは種芋よりも上に芋ができます。そのため、土寄せは欠かせません。土寄せしないと芋が外に出て、緑色の芋になってしまいます。緑色になった芋は、毒の成分(ソラニン)があるため食べることができなくなるのです。
 
2週間後頃にもう一度土寄せします。そして、6月になれば美味しいジャガイモを収穫できるようになります。今年も美味しいジャガイモを収穫できるでしょうか。

        茎を2本にして施肥し、土寄せが終わったジャガイモ畑

 

 

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