東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

光市 牛島ウォーキングの下見(1/3)

2017年05月04日 | 歴史探訪他ウォーキング



 今月予定の光市牛島ウォーキングの下見に行ってきました。天候に恵まれ、とても楽しい日帰りの船旅でした。室積の普賢寺の駐車場に車を止めて、10時出航の船に乗りました。島をウォーキングするのは、去年同じ時期の上関町八以来です。八島の時は船が揺れて波しぶきでズボンが濡れるなど大変でした。今回は穏やかな波で、周りの島々を見ながらの楽しい船旅でした。途中、スナメリを見かけました。

     牛島行の連絡船に乗船      波しぶきを立てて室積港を出る連絡船
  

 牛島ウォーキングの目的の一つは教念寺です。このお寺は、元々は田布施町麻郷の浜城にありました。明治4年にこの牛島に移転したとのことです。麻郷では教念寺があった場所を「教念藪」と言っています。今お寺があったことを知る人はほとんどいません。牛島港に入ると、この教念寺の大きな屋根がとても目立ちます。

         連絡船から見た牛島港、教念寺の大きな屋根が目立つ


 牛島港に着くと、牛島公民館に入館し牛島のパンフレットをいただきました。そして、そのパンフレットに記載された史跡を訪れることにしました。最初、民家の西端にある牛島八幡宮に行きました。そして、本殿とその周辺を見学しました。この神社の近くから伊保木方面が良く見えました。

 牛島港についた連絡船   牛島公民館に入館    牛島八幡宮隣の恵比寿神社
   

 牛島八幡宮の見学が終わると、いったん牛島港に戻りました。そして、次に牛鬼「藤内図書橘道信」の頌徳碑を探しました。しかし、なかなか探し出すことができませんでした。たまたま目があった近所の方に場所を聞きました。すると、今は草が生い茂って入りにくいとのことでした。元は庭だったであろう草むらを探すと碑がありました。

         牛島八幡宮の石鳥居と本殿、右側階段上に恵比寿神社


 続いて牛島のタブノキを探しました。これまた場所を探すのに往生しました。坂道を行ったり来たりして、たまたま出会った方に場所を教えていただきました。場所が分からない時には地元の方に聞くのが一番です。見つけたタブノキの根元には荒神様と明神様の祠がありました。牛島を去る直前に地元の方に聞いたのですが、明神様は元々は三浦にあったのを移転したとのことでした。

  牛鬼「藤内図書橘道信」の頌徳碑      左:明神様、右:荒神様
 

 初めて牛島に来たので勝手が分かりません。同じ島でも、以前ウォーキングした祝島平群島八島は案内者がいたため不安なく下見をすることができました。牛島は案内者がいなかったため下見に少し不安を覚えていました。しかし、親切な地元の方々に出会うことができました。ありがとうございました。

           今回、下見ウォーキングした牛島のコース

コメント (1)
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