地元小学校の放課後学習 成器塾の裁縫クラスで、クルミ細工の小篭作り(2コマ目)をしました。次回の3コマ目で小篭を完成させる予定でした。しかし、二人の子供達が頑張って時間ギリギリで小篭を完成させました。
今回は、新たに2cm幅のクルミの皮を帯状に数枚切り抜きました。その切り抜いたクルミの皮を小篭の側面にはめ込んでいきました。そして、最後に縁を固定するため細い皮でクルクルと縁に巻き付けました。ちなみに、使った皮は我家のクルミの皮です。
クルミ細工の小篭の縁に、クルミの皮の帯を重ねる
さて、成器塾が始まると最初に1コマ目で作った小篭を型枠から外しました。そして、小篭の側面が立ち上がるようにクルミの皮を立ち上げました。それが終わると、側面に巻き付けるクルミの皮の帯を作りました。幅2cmの帯を3枚ほど作りました。側面をぐるりと回しても足りるように。長めの帯に切り抜きました。そして、その帯を側面にはめ込みました。
幅2cmのマーキング 帯になるように切り抜き 籠の側面にはめ込む
子供達にとって難しかったのはクルミの皮を隙間なく詰めることです。詰めると同時にクリップで止めるなどしてもらいましたがどうしても緩んでしまいました。しかし、今回はクルミ細工の初体験です。初めて作ったにしては上出来でした。まだ濡れて柔らかい小篭ですが数日すれば硬くなります。今後は小物入れとして末永く使ってほしいと思います。
クルミの小篭の縁を止めるため、クルミの皮の細帯を巻きつけ
最後の皮を巻き付け終わったその時、放課後学習の終了時間がきました。下校時、来校した保護者や児童たちが見学しやすいように裁縫クラスで作った作品を小学校の入口に展示しました。展示したのは刺し子のコースター,草木染めハンカチ,Xmasフェルト,段ボール織り,そして今回完成したクルミの小篭です。
小篭の縁は2重に皮を巻く 2重の縁に皮をぐるぐる巻いて固定