西ノ庄、東ノ庄のお地蔵様巡りも後半になりました。長安寺を過ぎて道を右へ左への曲がりながら道端に安置されているお地蔵様を探しました。すると、いろいろなバリエーションのお地蔵様がありました。立っているか座っているか、数体あるかどうか、屋根があるかないか、帽子をかぶっているかどうかなどです。ただ一つ共通なのは、どんな小さなお地蔵様でも必ず帽子をかぶりよだれ掛けを付けていることです。生地は雨風に当たると容易に傷みます。どのお地蔵さまも、地域の方々が定期的に生地を交換しているのだと思います。
仲良く二体のお地蔵様11
長安寺を過ぎてすぐの場所にお地蔵様10が、そして少し歩くとお地蔵様11がありました。なお、室積半島には霊場として八十八体のお地蔵様が並んでいます。そして、規則正しくほぼ等間隔で並んでいます。そのため、とても見つけやすいです。しかし、西ノ庄や東ノ庄地域のお地蔵様はバラバラに安置されていてます。そのため、なかなか見つけることができません。見つけるために道を右往左往して、結果として時間がかかります。
溝傍のお地蔵様10 お地蔵様12と石柱 お地蔵様13
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さらに歩いていると瓦屋根で囲まれた不思議な一角(広さ6畳位)がありました。その中には小さめのお地蔵様12一体と石柱がありました。石柱には何か刻まれていましたが読めませんでした。そもそもこの小さな一角は何なのでしょう。近くに地域の方がおられなかったため聞くことができませんでした。
大隅稲荷大社入口の鳥居 石鳥居と大隅稲荷大社のお社
不思議な一角からしばらく歩くと、立派な特養ホーム光寿苑が現れました。その光寿苑に向かうように屋根が新しいお地蔵様13が安置されていました。元々は地蔵様13前を通る道の安寧を願うためなのだと思います。そのお地蔵様13から西の方向にたくさんの赤い鳥居が見えました。その鳥居は大隅稲荷大社の鳥居でした。たくさんの鳥居をくぐってお社に向かいました。
調査のため歩いた室積の西ノ庄,東ノ庄方面
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