東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

小松菜の収穫と種まき、キャベツの収穫と種まき

2015年06月04日 | 野菜:葉菜

 小松菜を収穫しました。小松菜は成長するのが早いため、冬を除けば周年栽培することができます。私は、穴あき黒マルチに時期をずらしながら収穫したり種まきして年中収穫できるようにしています。今回も、4 x 5個の穴に育っていた小松菜を収穫しました。そして、収穫が終わるとやはり 4 x 5個の穴に種を蒔きました。収穫すると同時に種もまくのです。こうすることによって、小松菜を年中収穫できます。

      収穫した小松菜                 近くの穴に小松菜の種まき
 

 小松菜はよく育つため、どうしても収穫が間に合わないときがあります。収穫が遅れた小松菜は大きくなって筋が固くなります。そのため、食べなくても遠慮なく小松菜を引っこ抜いて捨てます。そして、同じ穴の数の種を蒔くのです。こうして、小松菜の収穫と種まきを回転しています。夏は1回転/1.5ヶ月でしょうか。秋、春はその回転期間が長くなります。

        左枡の4 x 5の小松菜を収穫後、右枡の4 x 5に小松菜を種まき


 収穫した根付きの小松菜を横に並べた後、ハサミで根をカットします。そして、水を溜めたボールで小松菜の根本を洗います。後は、包丁で適度に切ると、すぐに調理できます。収穫したての小松菜はとても水々しくて美味しいです。採りたて1分の新鮮な小松菜を食べることは一種の贅沢です。

      横に並べて根をカット              水を溜めたポールで根本を洗う
 

 今回、3月末に白菜跡に苗を植え付けたキャベツを収穫しました。肥料はまったく施していないので、元肥だけで育ったキャベツです。連作障害は思ったより出ませんでした。小さ目のキャベツですが、玉はしっかり詰まっていました。なお、寒冷紗の隙間からか夜盗虫が入りこんで、2個のキャベツがボロボロに食われていました。

 寒冷紗を取り外す           小ぶりのキャベツ       夜盗虫の食害
  

 昔、キャベツは秋冬野菜でした。しかし、農業技術の進歩により一年中栽培できる野菜になりました。それでも、夏育てることが難しい野菜です。害虫と暑さ対策が一番のネックなのです。害虫は寒冷紗で畝を覆うことで対策できますが、暑さ対策としては熱さに強い品種を使うことが必須です。今回、夏用品種のキャベツの種を購入しました。そして、育苗用ポットに種を蒔いておきました。うまく育てることができれば、9月か10月に収穫できます。さて、うまく育つでしょうか。

      今回収穫した夏キャベツ達          種をまいた初秋収穫の夏キャベツ
 


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