東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

久しぶり、笹割り器を使って笹ひごを作る

2021年02月12日 | 歴史探訪他ウォーキング

 竹割り器や鉈を使って作ったU字支柱、畑に刺して曲がり癖を付けています。このU字支柱を作るために竹割り器と鉈を探した時、懐かしい笹割り器も見つけました。今回、この笹割り器を使って笹でひごを作ってみました。10年位前、この笹割り器を使って東京八王子市に自生している笹を割っていました。この田布施の笹でも同じように笹ひごを作ることができるか試してみました。すると、同じように細長い笹ひごを作ることができました。その笹ひごをさらに細く割れば、笹細工に使えそうです。

       笹割り器に笹を押し込むと、笹が割られて笹ひごに


 どんな笹が笹細工に適しているのか分かりません。試しに我家の周りに無数に生えている笹を一本切ってみました。そして、鉈で皮を剥ぎ取りました。ちなみに、竹と笹の違いは成長した時に皮が残っているかどうかです。竹はタケノコの時には皮がありますが、竹になると皮が脱落してなくなります。一方の笹は成長しても皮が残ります。笹の皮を鉈で取り、さらに節をきれいにしました。そして、笹割り器の通し穴に押し込みます。すると、反対側から綺麗に六等分に割れた笹が出てきました。

  笹の皮を剥ぎ取る    笹割り器に押し込む    割れた笹が出てくる
  

 出てきた笹ひごはそれなりに細く割れています。試しにこの笹ひごで、竹細工で多く編まれている六目を作ってみました。すると、目が大きいものの六目を作ることができました。この六目を次々に継ぎ足せば籠にすることができます。なお、笹ひごをより薄く剥けばより小さな六目を作ることができます。今後時間があれば、笹ひごをたくさん作って六目籠などを作ってみようかと思います。

   一度に六本の笹ひごができる      試しに六目を作ってみる
 

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