東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

光市 室積 西ノ庄,東ノ庄方面史跡調査ウォーキング(3/5)

2021年02月13日 | 歴史探訪他ウォーキング

 お地蔵様6を見た後、かんぼの宿に向かって歩きました。この道は何度も歩いたり車で通ったことがあります。峨眉山や海がよく見える道です。かんぼの宿に泊まった方々から「海の景色(特に夕日)が良かった。」とのお話をよく聞きます。かんぽの宿から少し山に登った場所に、筆掛けの松と呼ばれる絶景の場所があります。景色に見とれて、絵に描こうとした筆を松に掛け忘れたとかの言い伝えです。夕暮れ時に夕日を撮影するために訪れるカメラマンが少なくありません。

          高さ順に並んだ四体のお地蔵様8


 かんぽの宿を通り過ぎて少しして偶然に山側を見ました。竹が横に何個も組んである異形な場所がありました。そして、そのたくさんの竹の前に石柱がありました。その石柱に何か文字が書いてあるのに気が付いて近寄りました。水神様と掘ってありました。比較的新しい石柱でした。おそらく遠くない昔に、この場所が大雨で崩れたに違いありません。

    お地蔵様6      かんぽの宿前を通る     組んだ竹と水神様
  

 冬にも関わらず日差しが強かったので、歩いていると汗ばんできます。一枚脱いですたすた歩きました。そして、東ノ庄東端のお地蔵様7に着きました。お地蔵様の屋根は普通、平屋根か三角屋根が多いものです。このお地蔵様7の小屋は、側壁はブロックですが屋根は丸屋根です。この丸屋根はコンクリート製ではなく波板を使っているようでした。このお地蔵様7を管理する方は、大工の心得があるのではないか思います。

  強い日差しの東ノ庄からの景色     丸屋根の東ノ庄東端のお地蔵様7
 

 東ノ庄東端に着いた頃、お昼休憩する場所を探しました。丸屋根のお地蔵様7から国道188号線に出た場所に海に沿って堤防があります。その堤防に一ヶ所海岸に出る隙間がありました。引き潮だったため砂浜が続いていました。その砂浜に降りて昼食休憩を取りました。上を見上げると、真っ青な空にたくさんの鳶が舞っていました。 

  砂浜で昼食休憩      二体のお地蔵様9      長安寺の山門
  

 砂浜での休憩が終わると、国道188号線を渡って再び東ノ庄の道を歩きました。四体のお地蔵様8の安置場所が最初分からず道を右往左往しました。このお地蔵様8は高さ順に並んでいました。赤い毛糸で編んだ帽子と白いよだれ掛けを付けていました。この地域で大切にされているようでした。続いて少し歩くと窪んだ場所に二体のお地蔵様9が安置されていました。そして、すぐ近くに長安寺がありました。古くからお寺があるので、この付近はお地蔵様が多いのでしょう。

        調査のため歩いた室積の西ノ庄,東ノ庄方面


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