東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田布施町のわら細工民具「ほぼろ」の製作講習会(4/5)

2022年01月07日 | ふるさと

 5月に3人でほぼろを試作した時は、午後16時までに1日で完成しました。しかし、11月に開催したお試しほぼろ製作講習会では、1日で完成できませんでした。人により制作の進み具合に違いがあるためです。1日で完成するためには遅くとも朝9時には製作開始する必要があるようです。さらに、早く製作できるよう工夫する必要もあることが分かってきました。
  今回は、前回から引き続いて製作する方と今回初めて製作する人が集まりました。ところで、4月か5月の広報で「はぼろ製作講習会」の受講者を公募する予定です。しかし、コロナ発症者が増え始めました。この春までに収束するでしょうか?予定通り開催できるか不安です。

       ほぼろ製作を最初から始めた方、前回から継続する方


 引き続いて製作する方には、前回一通り制作方法を教えました。そのため、自分で自主的に制作してもらいました。私は今回初めて製作する方に付いて教えました。わらを叩いて柔らかくする方法から順番に教えました。

 ワラを木槌で何度も叩く   ワラのみごを取る    水をかけて柔らかく
  

 私は、初めてほぼろを作る方の指導をしたり、引き続いてほぼろを作る方の指導を時々しました。しかし、指導してばかりでは自分のほぼろを製作できません。そのため、指導の合間をみながらほぼろを作りました。みなさんに追いつくように急いで作りました。

  ワラを重ねるように次々に編む       編み終わると端を切断
 


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