東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

やっと秋冬野菜の種まき

2008年09月25日 | 野菜:葉菜

 9月に入ってから、仕事が休日の時に晴天に巡り合いません。このため、秋冬野菜の種を蒔く時期を失しています。とりあえず、秋の二大野菜のうちの白菜は種を蒔いて発芽していますし、キャベツは移植が済んでいますのでそれほど痛手はないのですが、晴天の日を待つのは精神的に疲れます。今日は久しぶりの晴天だったため急いで秋冬野菜の種を蒔きました。

                秋冬野菜の種を蒔くため耕運機で畝作り


 まず、夏野菜の残渣を整理した畑を耕運機で耕しました。湿った畑を耕運すると粘土化してしまうので、雨直後の畑は絶対耕運できません。このところの雨続きで畑が湿っていないが心配でしたが、思っていたより乾いていたので安心して耕運を続けました。

             秋冬野菜の畝を白菜の隣に作る


 畝を作るとレーキを使って均します。そして、種を蒔く溝を浅く引きました。チンゲンサイとほうれん草は三本の蒔き溝を、小松菜は四本の蒔き溝を引きました。蒔き溝を引く終わると、それぞれの種を指でひねり蒔きしました。

     三種類の秋冬野菜の種子       溝に蒔いたほうれん草の種子
 

 種を蒔き終わると、その上に薄く1cm程度土を被せました。畝の一部にクロオオアリの巣があったため、アリがさかんに土に穴を開けていました。その部分は芽が出ないかも知れません。

  溝に蒔いた小松菜の種子       溝に蒔いたチンゲンサイの種子
 

 種を蒔いて土を被せた後、その上に不織布を敷いておきました。不織布を敷いた理由は、別の場所にまいた小松菜とほうれん草が、大雨で畝の表面が硬板化して発芽が思わしくなかったたためです。
 明日午後大雨の予報です。不織布を敷しておけば畝の表面が雨粒で直接たたかれず、また乾燥も防ぐことができると思います。

              種を蒔いた畝に不織布を敷く


 葉物野菜の種を蒔き終わると、次に大根の種を蒔きました。蒔いたのは、二十日大根と普通の大根です。二十日大根は私の好きな野菜の一つですが、なかなか八百屋でお目にかかることがありません。コリコリした触感が大好きです。一ヶ月位の短期間で収穫できるのも魅力です。

      二種類の二十日大根の種        二種類の一般大根の種
 

 普通大根は二種類種を蒔きました。耐病総太りと三浦大根です。このうち三浦大根はとても大きくなります。根の先にいくほど太いので抜くのが大変です。しかし、抜く時に苦労する分、収穫の喜びが大きいのも三浦大根の特徴です。しかし、大きな大根は一般家庭では食べきれないため、今では作付け面積が減っているようです。

       二十日大根の播種           三浦大根の播種
 

 天気予報では明日午後には大雨になるとのこと。大根は種子が比較的大きいため、土を押し上げて発芽する力があります。このため、他の野菜よりは天気に影響されません。しかし、予防も兼ねて大根もまた不織布を覆っておきました。

          明日午後から大雨との予報、予防のため不織布を覆う

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