東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

サトウキビの冬越し準備

2018年12月14日 | 麦,穀類,雑穀

 毎年12月初旬、サトウキビの冬越し作業をします。今年は猛暑だったためか、サトウキビがずいぶんと大きく成長しました。そのため、たくさんの冬越し用の茎を手にすることができました。来年の4月頃に茎を植え付けるのですが、春まで冬越しできる茎は50%位です。半分は冬越しできて、半分は傷んでしまい冬越しできません。

       冬越し用に30cm間隔で切断したサトウキビの茎


 経験的に冬越しできる条件が分かっています。一つの条件は必須で温度です。0度以下に下がると冬越しできないようです。もう一つの条件は湿度です。冬越ししている間に水分が蒸発してカラカラに茎が乾きます。私は暖かい部屋で保存しているのですが、一番寒い2月を越せるかどうかがポイントです。3月下旬になって茎が緑色を保ったままであれば冬越し成功です。茶色に変色するかその兆候があれば冬越し失敗です。この冬、何本のサトウキビが冬越しできるでしょうか。

  茎を刈り取る前のサトウキビ      冬越し用に茎を30cmごとに切断
 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 最後の綿の実を収穫し、強制... | トップ | 今年も美味しい干柿作り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

麦,穀類,雑穀」カテゴリの最新記事