東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

来年の米作りスタート、イチョウウキゴケ

2005年12月02日 | 田舎暮らし

 稲刈りや脱穀が終わった田んぼを耕運機で耕運しました。稲刈りや脱穀の残渣を埋め込むようにして丁寧に耕運しました。耕運した土は、冬の間に寒さで風化して良い土になるようです。田んぼを耕したり、壊れた畦を整備するなど、来年の米作りをスタートさせました。
 耕運しながら田んぼの土をよく見ると、所々にレンゲの幼苗が育っていました。今年の春に咲いたレンゲのこぼれ種が育ったのでしょう。いつもは稲刈り直前の9月下旬に種を蒔きますが、今年は忙しくて蒔く時期を逸してしまいました。春に田んぼ一面ピンク色に咲き乱れるレンゲは見事なものです。豆科の植物なので、昔は肥料代わりによくレンゲの種を蒔いたものです。子供の頃、その花の蜜を集めるためにミツバチを飼っていたことを覚えています。

 また、目を凝らしてよーく地面を見ると、「イチョウウキゴケ」があちこちで育っていました。梅雨時には浮き草のように水に浮かんでいる不思議なコケです。浮き草のように梅雨時に増えるのかと思っていましたが、秋冬に増えるようです。それも土に張り付くようにして葉を分裂させながら育っていました。同種に水に浮かない「畑ゴケ」という良く似たコケがありますので、その「畑ゴケ」から進化したのでしょうか。とにかく不思議なコケです。

            丸内は田んぼ地面で育っているイチョウウキゴケ

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