東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

苦心さんたん、パソコン大改造(1)

2005年12月04日 | パソコン,電子機器
 農作業が一息ついたので、調子が悪いパソコンの大改造をしています。パソコン性能に不満をもっている方の参考になればと思います。今使っているパソコンは5年ほど前に買ったものですが、CPUがセレロン600を使用しています。このCPUだと画像処理や動画処理が遅くてイライラします。とくにセキュリティソフトを動かすと処理がとたんに遅くなります。今販売中の標準パソコン性能の1/5程度の性能ではないでしょうか。

 そこで、性能を4倍に上げるための改造を始めました。目標を、性能4倍以上、費用は2万円未満に。まずは、4倍の性能がある2.4G以上のCPUに置き換えることにしました。しかし今使っているマザーボードはソケット370のため、2.4G以上のCPUを挿すことはできません。マザーボードも取り替える必要があります。

 マザーボードを新規で買うと安くても7000円以上します。そこで、予算を押さえるために中古品を買うことにしました。一番安いソケットAタイプの中古品を探すと1000円のものがありましたが、ドライバーCD-ROMなし、マニュアルなしでした。ドライバーやマニュアルはインターネットでダウンロードできますが、CPU性能が3倍どまりなのでやめました。いろいろ店で探すと、ソケット478のもので2980円のものがありました。これは英語のマニュアル付き、ドライバーCD-ROM付きで、使えるCPUは、ペンティアム4 3.06まで使えます。つまり性能は5倍程度は見込めます。これ以外の中古品は4000円以上なのでこのマザーボードにしました。

 次にCPUを購入することにしました。中古のCPUを探すと、3倍性能のBOX品CPUと、4倍性能の非BOX品CPUがありました。4倍の性能向上を目指しているため、非BOX品のCPUにしようかと思いましたが、CPUクーラーを同時に買うと新品とほぼ同じ値段になってしまいます。このため、新品のセレロンD 325を買いました。これは2.53Gなので性能も4倍以上見込めます。次にメモリ256MB,ケーブル類を買いました。

 古いパソコンを分解して古いマザーボードを取り出して、新CPUを挿した新しいマザーボードと取り付けました。古いマザーボードと最近のマザーボードではケーブル類がだいぶ違うので、また英語のマニュアルのためあれこれ苦労してケーブル類をつなぎました。

 電源を入れて、BIOSを調整変更し、OSを入れました。OSはXPを入れたかったのですが、出費をおさえるために今使っている98をそのまま使うことにしました。98を動かしたあとにマザーボード用のドライバーを取り込みました。バックアップしたメールなどをリストアして、ようやくサクサクパソコンが動くようになりました。ただし電源の容量が少ないので時々調子が悪くなります。近いうちに電源も取り替えようと思っています。

 改造にかかった費用は細かい備品も含めて、14390円でした。※3倍性能ならばこの半額で改造できたので費用的には出費だったかも知れません。今、新しいパソコンにしたい方のご参考になればと思います。

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